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絵本の読み聞かせの際についついやってしまうこと

今日は長男への絵本の読み聞かせの際に
ついついやってしまうことについて書きます。

わが家では長男が5、6か月くらいの頃から寝る前の儀式として絵本を読んでおり
長女が生まれた今もどうにか続けています。

絵本を読んでいると時々、
料理や洗濯といった家事の描写が出てくることがあるのですが
特定の性別(多くの場合は女)だけがやっているようにとれてしまうことがあります。

古い作品だと専業主婦の妻+働きに行く夫が当たり前な時代に描かれていたり、
作者が意図してそう描いたのではなかったり
するのだとは思いますが
子どもたち――特に長男――には
自分の暮らしまわりは自分で整えられる(家事は当たり前にできる)ようになってほしいので
そういう描写を見た際には
知らず知らずのうちに性的役割分業観が擦り込まれないよう、
ちょこちょこコメントを入れるようにしています。


たとえばこちら↓

『おいし~い!』

実際の本を読んでいただきたいので掲載は控えますが
このページに至るまでの流れから、
お母さんが一人でホットケーキを調理し
お父さんと子どもは席についたまま
ただ待っているふうにとれてしまうのです。

お父さんがホットケーキを作ったって何らおかしなことはない
(むしろわが家はわたしよりも夫の方がホットケーキを作っている)ので

「今日はお母さんが作る番なのかなー」
などとさりげなくコメントしています。


他にはこちら↓

いわいとしお
『100かいだてのいえ』


8階で洗濯をしているネズミがお母さん、
9階でテレビを見ているネズミがお父さんと子ども
というふうに見えてしまうので
「お父さんネズミは洗濯物をしまうのかもねー」
などとコメントをはさんでいます。


ちょっと気にしすぎ? と思わないこともないのですが
私自身が家事負担の偏りに悩み、乗り越えた経験があるので
こうした描写が気になってしまい、
ついひと言申したくなってしまうのです。


寝る前の読み聞かせについての関連記事はこちら↓

もしよかったら合わせて読んでください。

おしまい。

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宮沢早紀
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