面接官は1分で学生を見抜く
将棋の上級者はたった数手を見ただけで相手の棋力を概ね推定出来ます。上級者なら絶対に選ばない手、筋と違う手、定石と違う手、いずれにしても低級の人が指す手の殆どは上級の人からみれば悪手です。同様に、知識が豊富な人、より深く物事を認識している人は少ない情報から相手のレベルを見抜いてしまいます。
基本的に自分よりも認識が浅い人の思考を理解する事は容易という事です。逆に自分より知識豊富で深く物事を思考している人を理解するのは容易ではありません。
面接の場面では殆どの面接官は学生が少し喋っただけで概ね学生のレベルをある程度見抜いてしまいます。学生は一生懸命に準備した内容を話しながらありもしない実力をあるように見せかけようと必死だけど、面接官はうまく質問を重ねて学生の化けの皮を剥がしにかかります。
面接官は簡単に学生を見抜くし、学生は面接官の質問の意図すらわからずに?マークを頭の上に浮かべながら頑張ります。
どうせバレちゃうんだから、面接ではありのままの自分を素直に表現する方がいいでしょう。変に自分を大きく見せようとして間抜けなウソがバレるより遥かにマシだと思いますよ。
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