悪巧み
本を読みながらいつも思うこと。
本を書いて出版できる人、すごい。
ワタクシもいつか本を書いてみたいと思いつつ、全く実行できる気がしない。
悪巧み 秋野蜜柑
帳簿をそっちのけで、仕事の合間に、そして仕事が終わってからも読んだ。
迷って、あがいて、大切なものを探し求める。
自分の「らしさ」を追求するも、結局見つけられたのかどうなのか、何とももやもやした、着地点も見えず、でもそういうのが人生なんだなと納得させられる。
中二病というかマイワールド炸裂な１冊。
もはや凡人なワタクシでは解釈不能な部分あり。
著者がこの作品に込めた宝物はそれぞれの読者が探せばいいのではないかな。
登場人物それぞれにモデルとなる人物がいるのかなとか、実は著者がさり気なく作品に入り込んでいるのかなとか、これ実体験も入っているのかなとか、リアルな映像や会話のやりとりが思い浮かび、微妙に想像の余地が少なかったのは気のせいかな？
秋野蜜柑、ウチの卒業生です。