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学校教育から「年間34万人のユーザー離れ」の時代。
こんにちは!
本日も備忘的に。
さて、今年の不登校児童に関する人数が発表されましたね。以下、記事でございます。
昨年30万人を超えて衝撃を与えましたが、今年もさらに約4万人増加、ここ数年は年間4~5万人ペースで増加しています。今度も増えると思います。
不登校児童の増加という社会課題をどう捉えるなのかですが、私はこう考えています。
不登校児童の増加=『既存の学校教育(公教育)が提供する教育サービスからの大量のユーザー離れ』
学校教育という教育サービスを利用する(利用できる)ユーザーが単純にどんどん減っているのだと思います。その背景には、学校教育サービスの質の低下という問題もあります。学校現場は深刻な人材不足であり、教育現場の人材の質はどんどん低下しています。もちろん、学校の現場の先生は頑張っているのですが、構造的に良い人材が集まらない循環に陥っていると考えています。これはこれで、深刻な課題です。
一般的な市場サービスであれば、顧客が年間30万人以上も流出しているとすれば、自社の商品サービスを見直しますよね。もちろん、問題があるから、ユーザーが流出しているわけです。普通の企業であれば、社長交代でしょう。担当事業の部長は降格です笑 しかし、公教育はそうもいきません。教育システムは「硬いシステム(変わりにくいシステム)」なので、30万人の顧客流出では「まあいいか」となるわけです。単純な大企業病と同じ現象ですね。
しかし、流出した30万人が受けられる代替的なサービスがあるかというと、そうではありません。弊社は稲城市で唯一のフリースクールを運営していますが、弊社がスクールを開設するまで、稲城市にはフリースクールがひとつもありませんでした。
これからの時代、大事なことは「公教育から流出したユーザーの代替サービス」をつくっていくことです。それは言い換えれば、地域に多様な学びをつくっていくことだといえます。
弊社はそのために今後もチャレンジをしていきたいと思います。
仲間も募集中です。
本日は以上!