【8/20】ブランド・エクイティ
ブランドは資産的価値があります。
ブランドといっても、大きく4つあるので、
どのブランドのことを言っているのかを理解する必要があります。
ブランドが重要な理由は
自分たちの商品を買ってもらうためです。
ご存知の方も多いと思いますので説明は省略します。
ブランド認知とは、
ブランドをどの程度正しく知られているか、ということです。
ブランド認知には2種類あります。
①ロゴや名前からブランドを思い出す
②ロゴや名前がなくても、ブランドを思い出す
ブランド認知の①を例に出すと、
SK-II=化粧品というというイメージです。
知覚品質
=どのくらい品質がいいというイメージがあるか
例)トヨタの車は壊れにくい
→品質がいいから試してみたい
逆にブランド認知はあるが、
知覚認知ができていない場合もあります。
スバルを例に出すと
スバル=車のメーカーというイメージはあるが
具体的にトヨタやマツダと比べて
何が特化しているか知っているか?という質問をすると
答えられない消費者もいます。
これはブランドは知られていても
品質については知られていないということです。
ブランド・ロイヤルティ
=継続購入もそうですが、
そこに愛着をもっている、使ってみたい、使い続けたいという
「強い感情」をもっている状態です。
強い感情というのは
「好き」という感情をもたせることです。
競合が出てきたとしても
変わらずにブランドを選んでもらえる状態です。
ブランド連想といってもわかりづらいと思うので、
1つ質問させていただいた後に開設します。
【質問】
一蘭ときいて思い浮かぶキーワードを考えてみてください。
・ラーメン
・豚骨
・福岡
・行列
このようなイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?
一蘭は、実はお持ち帰りやっているのですが、
お持ち帰りをやっていることを知らない人が多いです。
一蘭では「お持ち帰り」というものを連想するように
CMを作成しています。
【該当CM】
https://www.youtube.com/watch?v=LVyikP08yLU
ブランド連想はポジティブなものだけではありません。
自分たちが意図していない連想もあります。
例えば、最初のイメージである
「行列」は意図とは違ったものでネガティブな連想です。
このようなネガティブ連想は、
今後改善しないといけない課題になります。
意図したものを訴求することが大切です。
4要素を事例を使って説明してみます。
例)アメリカン・エキスプレス
ざっくりまとめると
・ブランド認知=クレジットカード
・知覚品質 =高い印象
・ロイヤリティ=高い
・ブランド連想=サービス充実
4拍子そろっているといえます。
最後に余談です。
ブランディング・マーケティングなど
具体的にどう違うのかを説明します。
【重要】
マーケティング :自分でいう
アドバタイジング:何回も言う
プロモーション :第三者的な立場で
ブランディング :その消費者が思っている
このように、図を使ってみると
それぞれの言葉の違いがわかります。
【最後に】
ブランディングについて
さらに知りたい人はこの本がおすすめです!
①P&Gのブランド戦略―スーパーカンパニーに見る99の成功法則
②確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力