気持ちいい話

こっそり、ジムに登録した。
なんとなーく身体引き締めたいなー。週一で通えればいいでしょー。
くらいのテンションで。

友達から「ぜっっっっっっったいに近場のジムにしな」という忠告を受けていたので、家から歩いて5分らへんのところにある駅近ジムに登録してみた。


さて、基本的に私は怠け者である。
起きるのは大変だし、着替えるのもめんどくさいし、メイクもなるべくしたくない。ひどい時はご飯をたべるのもめんどくさい。

それでも、「なんかやばい」という年末、大学4年生、いろんな感情がないまぜになった焦りによって勢いで登録したのである。これだけで褒められるべき進歩である。

そんなわけで登録したものの、ソファから立ち上がる腰は果てしなく重い。
さすがにそれはお金が勿体無い。さすがに行かねば。
色んな理由をつけて、半ば強引に自分を引っ張っていく必要があるのである。

そして、ここからだらだら女子大生(23)が無理やり動くための脳内会議が始まるのだ。

「…とりあえず行くだけで偉いんじゃね…?」
「…とりあえずスポーツウェアは朝から家で着ていこう(むこうで着替えるのがめんどくさい)」
「…スポーツウェア一枚で外出はさすがにアレだから上にジーパンは履こう」
「…さすがにスポーツウェア一枚は寒いからプルオーバー被っとこ」

「…コンタクトはどっちでもいいと思う」
「…いや、各駅停車しか停まらないような駅だしすっぴんでいいっしょ」
「…かわいいパンプスとかいいでしょ。どうせ脱ぐし。ビーサンかムートンブーツで。」

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そうび
◎スッピン(メガネ+マスク)
◎トレーナー+ジーパン+モッズコート
◎ムートンブーツ
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サークルの後輩が最寄り駅同じなので、
毎回ハラハラしながらこの格好でジムに向かっている。

スッピンで感じる空気はいつもの倍以上気持ちいい。
生きてるって感じする。
そしてなにより、スッピンで汗かきながらの運動はマジで本当に気持ちいい。
私の数少ない自己肯定感が爆上がりする。
汗ガッツリかいた後に浴びるシャワーも、その後につける化粧水も、クリームも、本当に本当に気持ちいい。
その後に外に出て感じる空気もまた気持ちいい。
人生サイコー。筋肉サイコー。肌呼吸サイコー。


ジムライフ始めてからウエストが5cm細くなって嬉しかったので書いてみた。
でもジムのトレーナーのお姉さんは総じて美人でお化粧済なので、ちょっとだけ恥ずかしい。

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