Salon des Vins des Vignerons Independants

今日はなんと久しぶりに7時代に起きまして。洗濯、掃除、衣替え(遅すぎw)、皿洗い、買い物などなど家のことをすっかりすることができました。平日に散々「部屋汚いな〜」とか「いつ洗濯しようかな〜」とか、ちょこちょこと気になって積み重なっていたことを終わらせることができて達成感。

で、それから昼ごはんを食べたら満足しすぎてお昼寝してしまいました。

今日は2週間前にパリで知り合った日本人のお友達とワインの展覧会(salon des vins des vignerons independants=個人経営ワイナリーの集うワインサロン)に行くことになっていたので寝起きすぐワインの試飲にや行って参りました〜

お友達が新聞についていたチケットの切り抜きを持って来てくれていたのでタダ!しかも入るときに試飲用にワイングラスをもらえます。家にまだワイングラスがなかったのでタダで手に入ってめちゃくちゃラッキー!これで家でもワインが美味しく飲めるかな?

会場に入ってみると・・・なんとなんと規模のデカイこと。当然ですが全部を回りきるなんてことは不可能です。私たちは、最初シャンパンを飲むことにして、シャンパンのカウンターばかり回っていましたが、そのうちに白ワインにシフトし赤ワインにシフトし・・・最後は屋台のフォアグラサンドイッチをいただいて締めとなりました。

興味深かったのは、あるシャルドネ100%の白ワインを3種類別の年度の試飲をさせてもらったとき。年度によって味と香りが全然違うことに驚きました。年数がたてば経つほど癖が抜けて香り立ち、若いと匂いはそれほどではないけれど味が強い。なんだか人間の成長にも似た変化で考えさせられました。私も身にまとう雰囲気で自分の人生を語れるようになりたいなあ。

来週は1学期最後の週である。終わりよければ全てよし。パリに来てからというもの勉強量はめっきり減ってしまったけれどその代わりに色々な種類のinputがあるなあと思う。そのinputを自分の血肉にするためにと書くことを習慣づけたのは我ながら名案であったと思う。

毎日書くようになってから、自分の感情に自覚的になった気がする。日本にいたときは毎日忙しく自分がいつどんなときどんな場面でどんな気持ちになっていたかなんて正直気にしていられなかった。予定をこなすことにいっぱいいっぱいで全く振り返ることができていなかったのだ。そして結果として、驚くべきほどに当時の記憶が浅い。今年の夏、自分はほんとうにたくさんの仕事をこなしたはずなのに、その満足感が仕事量に比例していないのだ。そしておそらくだが感情の起伏も今よりも少なかった。ずっと「これをやらないと」という気持ちだけで動いていた。

今の私は、ちゃんと自分の感情を見てあげられていると思う。楽しいとか、怒っているとか悲しいとか。今までの私が「どっちでもいい」「なんでもいい」と言いがちで自分の感情を遠くに置いてきていたのを考えると、私は徐々に私の感情の振れ幅を取り戻して来ている気がする。特に、ネガティヴな感情に時間をかけて向き合うようになって来た気がする。だんだんともっと自分の感情とうまく付き合えるようになれるといいなあ。

この人生最後のなが〜い夏休みのようなパリ留学は自分の感情に向き合う旅なのだ、と私は感じている。

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