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日曜日にブランチするなら・・・

今日は、Pere-Lachaise墓地近くのLa bellevilloiseというお店にブランチを食べに行きました。このレストランは私の記事に何度か登場していただいたマダムのおうちの近くで、「日曜日にご飯でも食べませんか?」と誘ったらブランチならうちの近くにいいお店があるわよ、という訳で連れて行ってもらったのが、La bellevilloiseです。

日曜日のブランチといえば、Mariage Freresのブランチを食べたときのことも記事にしたので、このテーマで書くのは2度目。もちろんそちらもオススメです。ちなみにそのときの記事はこちら。

言うなれば前回のはクラシック、今回のはJazzです。そう、いかにも。このレストランはブランチの時に生のJazzが聴けるのです。日曜日のブランチはBuffet式で2時間制、11:30の回と14:00の回があります。実は私たちはよく調べていなくってとりあえず行ってみようということで13時過ぎに行ったところ上のような説明を受け、その場で14時の回を予約してもらったのでした。かなり一杯だったので、事前予約がオススメです。

時間になるまでマダムと一緒に20区を散歩。正直いうと日本のガイドブックに掲載されるような20区の見所はPere-Lachaise墓地くらいなのですが歩いているとおしゃれな小道があったり坂が多いのでパリの街を見渡せる場所があったりと、歩いていて楽しいところでした。パリ中心部とはひと味もふた味も違って、ほとんど観光客はいないけれどフランスらしくいろんな国の文化が混じりつつそれがおしゃれなカフェに昇華したりしている、現代のパリ、という感じがしました。最近どんどんとおしゃれになってきているみたいです。このような開発の手腕というか、在来のものを生かして魅力を引き出す街づくり、パリらしいなあとい感じがします。つまりは、とにかくおしゃれなのです。廃線になった線路を再利用して公園のようにしてある場所も見ました。夏はパリジャンとパリジェンヌがビキニを着て寝そべるのだろうな、なんて思ったり。


私のお気に入りのショット。
いつも足取り軽やかでおちゃめなパリジェンヌ。


さてさてそんなこんなで14時になり、やっとお食事にありつけました。品数も多いし前菜・メイン・デザート・飲み物全部食べ放題で29€、約4000円くらいでしょうか。それにJazzの生演奏。パリのレストラン価格を考えれば妥当ではないでしょうか。私は大満足です。流石に知る人ぞ知る、という場所のようでアジア人は私以外見かけませんでしたね。店員さんもパリとは思えぬ愛想の良さで、パリも中心部と外れの方ではちょっとカルチャーが違うのだなあと思ったり。

特に興味深かったのは、終了時刻近くになったときのこと。店員さんがやってきて、「よかったらbuffetで残っているものをドギーバッグに入れて持って帰ってください、残っても捨ててしまうので」とプラスチックの簡易タッパーを配り歩いていたことでした。つい先日食べ物を泣く泣く捨てた私にとっては感動のサービスで、これ幸いとデザートの残りをもらって帰ってきました。これもきっとパリ中心部では考えられないだろうことで、もっと普及させてほしいなあと思ったできごとでした。東京のホテルバイキングでもぜひ導入してほしい。

というわけで今日は現代のパリの姿を見た1日でした。いつもいつも素敵な体験をさせてくれるマダムに感謝でいっぱいです。ありがとう。



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