#75 盛花傾斜型(5種挿し) たてるかたち 2022/10/5
色彩盛花色彩本位傾斜型(5種挿し)
〈花材〉
・ドラセナ・ゴッド・セフィアーナ
・ブッドレア(紫)
・?(赤)
・デルフィニューム
・丸葉ルスカス
・剣山の置き方は自由。ただし基本の三角形のルールは守る。
・それぞれの花材が適度に交わるように挿す。例えば赤の右側1/3〜1/2に水色がさしかかるように。色が入り乱れるように挿すのは良くないが、直線的に境が分かれるのも良くない。
・客枝を3本で作るときは、客枝の長さで1本取り、1/2の長さのものを手前、2/3の長さのものの3本で三角形を作る。
・役枝の間に挿す花材はそれぞれ高低差や花の密度を整え、リズミカルになるようにいける。
たてるかたち(篭)
〈花材〉
・尾花
・すがれ紫陽花
・コスモス
・尾花をふわっと入れようとしがちだが、あくまでも”たてるかたち”なので、主枝となる尾花はきっちりたてる。
・竹籠なので、そこに一文字もしくは十文字に花留めをすると止まりやすい。
・コスモスはひとかたまりのまま使って、自然らしい揺れる感じを表現するのも良い。
思ったこと・感じたこと
直近で覚えたことややりたいと思ったことを意識しすぎて、基本を抑えられていないことが多い。”尾花はふわっといれる”を実践したくて、たてるかたちの主枝はまっすぐたてることができなかったり、盛花の多種挿しの時には色の境を超えないことを意識しすぎて直線的な境を作ってしまっていたり。もう少し柔軟に、あれとこれがあるけど今日はこれにしてみよう、くらいのふわりとした心持ちでお花と向き合えるようになりたい。