【ハロスリライブレポ】ドラム:ユウキラストライブ「アルストロメリア」
2023年4月、Hello Sleepwalkersのドラム、ユウキの脱退が告げられました。
ドラムを嫌いになりたくない
そう語るユウキさん。悲しみながらもどこか納得してしまう自分が居ました。
ラストライブは7月30日@恵比寿リキッドルームにて行われることも発表。
すぐさまファンクラブ先行でチケットを取りました。
そしてあっという間にその日がやってきました。
いつもなら待ち遠しいはずのライブが、いつまでも来なければいいのにと思いつつ、避けられない運命。それならば、もういっそ楽しみつくそうと心に決め、会場へ。
会場には今まで見た最多数のファンが集まっていました。
みんな、複雑な想いを抱えつつ、ユウキさんのラストを見届けようと集まったと思うとジーンときました。
開場中の曲はユウキさんセレクトらしく、K-POPなどが流れる空間に。
メンバーはどんな思いで待っていたのでしょうか。
それでは、開演です。
セトリ
プレイリスト
①SCAPEGOAT
私の予想では一曲目はしんみり始まると思っていたから、予想外。
派手に明るく幕開け。
新章ハロスリ一曲目の曲だから選ばれたのかな。
私はというと、テンションぶちあげでした。
②流浪奇譚
このレポートのライブのときにまだ未完成の新曲として披露された曲。
こうやって曲が出来ていく様を惜しみなく見せてくれるのもハロスリの良さ。
③虚言症
まだ新しいながらに人気曲。言葉遊びが絶妙で、ついつい歌いたくなってしまう曲。このままライブ定番曲として残っていってくれたら嬉しいです。
④Jamming
それまでも盛り上がっていましたが、この曲が今回1盛り上がったんじゃないかな。
みんなでたくさん飛び跳ねました。
私も今回1楽しかったです。
⑤水面
ファンクラブライブでも1位を取った曲。
ユウキさんも好きみたいでセトリイン。
この曲のドラムが素敵すぎるし、もう好きすぎて失神しそうになりました。
⑥Ray of Sunlight
この曲の、始まりそうでなかなか始まらないイントロが好きです。
ドラムが良い味していて、ユウキさんもセレクトしたという事実が嬉しかった!
この聴かせる曲をまたライブでやってくれるとは!最高だ!
ドラムソロ
ここでドラムソロ。もう永遠に聴ける。1人なのにきちんと音楽になっていて、幼少期から叩いてきたドラムとの一心同体な魂の叫びに鳥肌が止まりませんでした。
それを生で感じられただけで、応援し続けてきた私たちの感情も報われたと思います。素敵なドラムソロをありがとうございました。
⑦2XXX
ドラムソロの後にやる曲じゃない!
ハードセトリすぎます。
でも聴いている側はとても盛り上がりました。
⑧センチメンタル症候群
これもドラムの良さがひしひしと伝わってくる曲。
センチメンタルに浸りつつ、必ずリズムを取ってゆらゆら揺らぎたくなります。
⑨月面歩行
この曲のドラムも素敵♡
というか、ドラムが主役では?と思うほど効いているんです。
今回は一層ドラム主役になっていて好きが溢れました。
MC
時間が経ってしまい、記憶がほとんど無いのですが、覚えているMCをここに残しておきます。
いつもなら一言も話さないときもあるユウキさん。のところにマイクがあり、なんともうユウキさんしか話していないんじゃないか状態に。
本人もドラムソロからの2XXXはキツイと言っていました。ですよね。でも自分で選んだセトリでしょ。とナルミさん。
寂しさはあんまり感じられず、とても楽しそうにしていたのが印象的でした。すがすがしい、っていうのが一番ピッタリくるかもしれません。
話したいこと、沢山あったのでしょう、ドラムのことやバンドのこと、本当に愛が溢れるMCでした。こんなに話しているユウキさんは最初で最後。
私はちょっぴり苦しい気持ちもありつつ、幸せな気持ちももらいました。こんなにみんなに惜しまれて、でも本人はやりきって出て行くことができるのは幸せだなって。
⑩アルストロメリア
ユウキさんのために作られた曲。ライブの直前に緊急リリースされましたが、もう聴く度に泣いてしまうので今でもあまり聴けていません。
もちろんライブでも号泣。良い曲すぎる。思い出しただけで泣けてくる。
⑪猿は木から何処へ落ちる
ライブも終盤戦。でもまだまだ盛り上がります。
午夜の待ち合わせと並んでハロスリの代名詞的この曲。
もう後悔がないように楽しみまくりました。
⑫円盤飛来
ああ、もうすぐ終わってしまう、という感傷の中、でも楽しみ尽くそうという気持ちで溢れました。
マコトさんの煽りでさらに会場は加熱。
今までのライブで一番熱い円盤飛来だったと思います。
⑬Worker Ant
みんなで「もくもく働こう!」と叫ぶのが最高な曲。
もうその様子は宗教みたいなんだろうなと思います。
みんな、いつも以上に叫んでましたね。寂しさを紛らわせて。
⑭午夜の待ち合わせ
私とハロスリの出会いの曲。この曲に出会えたのは運命だと信じています。
今でもやっぱり大好きで、ライブで聴く度に好きが募ります。
でも、ユウキさんが最後だと思うともう、胸が張り裂けそうになりながら聴きました。
⑮トワイライト
ユウキさんの好きな曲。と常々言っている曲。
私も大好きです。
この優しく包み込まれるような曲とユウキさんの優しい雰囲気がマッチしていると思います。
歌詞が沁みました。
⑯新世界
何となく、この曲が最後かもしれない、という予感が当たりました。
ユウキさんの新天地とハロスリの新境地に祝いを捧げる、みたいな気がします。
カッコよすぎるこの曲が最後でよかった。ああ、今もなぜか泣いてしまう。
本当に最後だったんだな。最高だったな。ありがとうハロスリ。ありがとうユウキさん。
最後に
なんだかこれを書き終えてしまうのが本当にこのライブが終わったという気がしてしまってずっと書き終えられずに居ました。
ライブの最後にはすぐさま新曲発表、新体制でのライブもありました。
ファンが悲しまない最大限のことをして下さって、ハロスリやスタッフさんには感謝しかないです。
今でも5人は仲が良さそうで安心したし、ユウキさんもSNSを更新して下さっていて、思っていたより寂しさはありませんでした。
ユウキさんが青春の全てだった時期もあり、居なくなったらどうなるんだろうと思ったけれど、ユウキさんとハロスリを一緒に応援できるという環境も素敵だと感じています。
やっぱりこれからも私はハロスリもユウキさんも大好きなままみたいです。
私の青春の1ページは終わってしまったけれど、また新しい物語をハロスリと一緒に紡いでいきたいです。