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「ヴィンテージ」って重要なの?良い年のワインを見分けるコツ
こんにちは。CalivinoのManamiです!
ワイン好きのみなさん、「ヴィンテージ」ってどのくらい気にしていますか?
ワインのラベルを見ると、必ずと言っていいほど「2020年」や「2015年」といった「年」が書かれていますよね。この「ヴィンテージ」、実はワイン選びにおいて意外と大切な要素なんです!
「でも、年が書いてあるだけでしょ?あんまり意味がわからない…」という声もよく聞きます。そこで今回は、ヴィンテージがワインに与える影響や、良いヴィンテージを見分けるコツをわかりやすく解説していきます!これを読めば、ワイン選びがさらに楽しくなること間違いなしですよ♡
1. ヴィンテージとは?
「ヴィンテージ」とは、そのワインの原料となったブドウが収穫された年のことです。ワインのラベルに記載されている「年号」がそれを示しています。
ワインの品質や味わいは、ブドウの出来栄えによって大きく左右されます。そして、ブドウの出来栄えは、その年の天候や気候条件に大きく影響を受けるのです。
たとえば:
暑く乾燥した年 → ブドウがよく熟し、糖度が高い濃厚なワインに
冷涼で雨の多い年 → 酸味が強く、軽めのワインに
つまり、「その年の天候がブドウにどのような影響を与えたか」を知ることが、ヴィンテージを理解するカギになります!
2. ヴィンテージが重要な理由
★ 味わいの違いが生まれる
同じ生産地・同じ品種のワインでも、ヴィンテージが違うと味わいがガラッと変わることがあります。たとえば、暑い年のワインはフルボディで濃厚な味わいに、涼しい年のワインはエレガントで軽やかな味わいに仕上がることが多いです。
★ 熟成のポテンシャルが変わる
ワインは時間が経つことで熟成し、味わいが変化するものがあります。ヴィンテージによって熟成に向いている年・向いていない年があるため、保管するワインを選ぶ際には特に注意が必要です。
★ 価格にも影響する
天候に恵まれた「良い年」のワインは、その希少性から価格が高くなることがあります。逆に、あまり良い年ではなかったヴィンテージのワインは比較的お手頃な価格で購入できることも。
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3. 良いヴィンテージを見分けるコツ
① 地域ごとの「良い年」を知る
世界の主要なワイン産地では、それぞれに「良いヴィンテージ」があります。以下は、簡単な目安です:
フランス(ボルドー)
良い年:2015年、2016年、2018年、2020年
雨が少なく暑い年が「当たり年」とされることが多いです。
フランス(ブルゴーニュ)
良い年:2010年、2015年、2019年、2020年
涼しい年でも優れたブドウができることがあり、地域によって違いが出やすいです。
イタリア(トスカーナ)
良い年:2015年、2016年、2019年
日照量が多く、雨が少なかった年が優れたヴィンテージになります。
アメリカ(カリフォルニア)
良い年:2012年、2013年、2016年、2018年
一貫して天候に恵まれることが多く、ヴィンテージによる違いが少ないと言われています。
② 生産者の情報をチェックする
ヴィンテージの良し悪しは天候に左右されるものですが、優れた生産者やワイナリーは「悪い年でも美味しいワイン」を作ると言われています。信頼できる生産者を知ることで、ハズレを避けることができます。
③ ヴィンテージチャートを活用する
ワインショップやネット上には「ヴィンテージチャート」と呼ばれる一覧表があります。これを見れば、主要産地ごとのヴィンテージの良し悪しがすぐにわかります。初心者でも手軽に参考にできるのでおすすめ!
4. 初心者向けのヴィンテージの選び方
難しく考えず「直近の年」を選ぶ
基本的に、3年以内のヴィンテージであれば、手軽に飲める美味しいワインが多いです。熟成を楽しむ必要がないカジュアルワインを選ぶなら、ラベルに書かれた直近の年を選んでみましょう。高級ワインは「良い年」を意識する
ボルドーやブルゴーニュなどの高級ワインを買う場合は、「その地域の良いヴィンテージ」を意識しましょう。長期熟成を前提に作られているワインが多いため、良い年のものを選ぶことで長く楽しむことができます。ワインショップで相談する
ヴィンテージについて詳しい情報がわからない場合は、ワインショップのスタッフに聞くのが一番!好みや予算を伝えると、その年のおすすめを教えてくれますよ。
5. ヴィンテージを楽しむワイン選びの例
★ 初心者におすすめ:2020年のボルドーワイン
2020年はボルドーにとって当たり年のひとつ。赤ワインはフレッシュで果実味があり、比較的早くから楽しめるものが多いので初心者にもおすすめです。
★ 上級者におすすめ:2015年のブルゴーニュワイン
ブルゴーニュでは「奇跡の年」と言われる2015年。赤ワインは長期熟成に向いており、5〜10年経って飲み頃になるものが多いです。今から熟成させる楽しみも!
6. まとめ:ヴィンテージを味方にして、ワインをもっと楽しもう!
ヴィンテージは一見難しそうに思えるかもしれませんが、ポイントを押さえるだけでワイン選びがぐっと楽しくなります。「どの年に収穫されたブドウか」を知ることで、そのワインの背景や味わいの特徴を深く理解できるようになるんです♡
ぜひ次回ワインを選ぶときは、ラベルのヴィンテージに注目してみてくださいね!少しだけ意識するだけで、ワインの世界がもっと広がりますよ♪
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!