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逃げるは全然、恥じゃない。”そうじゃなぁぁぁい”こと、カラダはちゃんと知っている。



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数年前に流行ったドラマ、「逃げるは恥だが役に立つ」(今調べたら2016年でした。もう一昔前なのか…!)。


大好きで、当時は毎週楽しみに観てました。


ドラマが好きなあまり原作の漫画も制覇したのですが、原作はジェンダー問題とか、

結婚というものへの問題定義とかされてて、

少女漫画なのにテーマが骨太だな〜と思ったのを覚えています。



なんか、書いてたらまた観たくなってきた…


のですが、
今回言いたいのはそこじゃなくて笑


ドラマでは「恥だけど役に立つ」
なーんて言い方をしてたけど。


『逃げる』って、実は
恥なんかじゃ全然なくて。


役に立つどころか、すごく建設的で前向きで


むしろ、『逃げる』ことに本当の意味で
正面から向き合ったら、

人生めちゃくちゃ良い方に変わる可能性の高いボーナスチャンスだよ!!!!


ということです。


【そもそも、なんで逃げたくなるのか】



逃げる、の意味を改めて調べてみると。


【逃げる】
1. 
捕らえられない、または捕らえられたままでいないように)危険を避けて、相手の力の及ばない所へ去る、また身を隠す。
 「敵前から―」
2. 
避けて、不利な情況におちいらないようにする。 「責任を―・げてばかりいる」

- [ ] Oxford Languagesより


つまり、自分の身を守るため。

または危ない場所から、そうでない場所へと移動するため、
もしくは安全は環境へ身の置き場を変えるための行動である。とも言えます。




え????


これって普通のことというか、生き物として当たり前の行動やん!!!

・・・って、思いません?(私はそう思いました。)


怖いもの・危ないものから離れる。
離れたいと思う。

全然、悪くない。

むしろ当たり前にこれしないと、
怪我したり死んだりしちゃうじゃないか!





それなのに、人間には「逃げたら恥」とか
「逃げちゃダメだ」とか
「立ち向かわねば」ってマインドが蔓延してて、


逃げることは格好悪い。
逃げないことが格好いい。


まだまだ無意識に、そう思ってる人が多いように感じます。

【逃げないことで得ているもの、逃げることで得られるもの】



もちろん、逃げないことがモチベーションになる人とか、
「逃げるとかムカつくやんか!」って戦える、勝気なメンタルや体力があるなら


逃げないで、立ち向かう!!全然ありだと思います。



むしろ私もそうなりたかった!!!(勝気メンタルにめっちゃ憧れてます)



でも、めちゃくちゃ逃げたいのに
「逃げちゃダメだ」と自分を縛ったり、

「逃げる自分はダメだ、格好悪い、最悪」なんて自己否定に走って苦しくなるのは


ちょっとおかしいかも?って思って欲しい。


それは思考が作り出した”思い込み”という
思考の檻、バグの可能性が高いからです。


【カラダは逃げて、答えを教えてくれる。】


ゆるむ整体では、
カラダに一番無理のない状態(特に骨と筋肉のポジション)を作り出すことで、

カラダの捩れが解ける方向へ自然と体が動き出したり

カラダが動きたい動きをそのままさせることで
自然と整った、
本来の状態へと戻っていくのをお手伝いするのですが。



このとき、
ゆったりのびのび自然に動いていたカラダが

ピタッと止まったり、強張ったり、
不自然に痛みから逃げるような動きをすることがあります。



特に体に痛みを抱えていたり、過去に大きな怪我を経験している人に多く起こる現象です。


そして、そこを本人や施術者が無理やり動かそうとすると

痛みがあったり、嫌〜な違和感が生じるんですよね。


もう、カラダからの完全拒否。ストライキ。




ここでついつい思考(自我)では、
「なんで動いてくれないの?!」ってやりがちなんですが、



ゆるみの視点で見ると、それはめちゃくちゃ分かりやすく
「そうじゃない方法がいいの!」と、

カラダが訴えてくれてるサインなんです。



そして「そうじゃなぁぁぁい」方法というのも、実はめちゃくちゃ面白くて!



先日、腕が痛む人の施術をしたとき。


腕を動かすのが嫌なのかな?と、
逃げる動きをする腕をたゆませながら
じっと見守っていたら、


しばらくした後、ふっと、
腕が軽くなったんです。


あれ?もしかして・・・?と思い

最初に嫌がってた動きをもう一度やってみたら、
腕がスルスルと動くように!

お客様も
「あれ?全然痛くない」とキョトン顔。


あ〜。


いきなり動かすのが嫌だっただけで、
動くことそのものが
嫌だったわけではなかったのね。


きっと昔、いっぱい痛い思いをしたから、
怖くて、ちょっと待って欲しかったのね。


触れてる腕から、そんな印象を受けました。



これ、絶対、
頭で考えてても辿り着けない答えです。



それに、今回の人の答えは「じっと待つ」だったけど、

めちゃくちゃ動くことでカラダが解けたり
全く違う部位との関連だったり

思いもかけないメンタルが影響してることもあるので


本当、頭では思いつけないことばかり。

だから、施術者がカラダをどうこうしようなんて思わない方が上手くいく。


体に触れていると、こんなことがいっぱい起こります。

【逃げてみればいい。本当の気持ちに気づくから】


だからもし今、あなたが逃げたいことがあって、苦しくなっているなら。

一回、とりあえず逃げてみることをおすすめします。


逃げるのも、怖いならいきなり全部じゃなくていい。
(怖いと思う気持ちも、大事にしてあげて欲しい)


とりあえず1日休むとか。

約束なら「風邪ひいた」ってことにして
キャンセルするとか。


そういう、小さな「逃げ」を、自分にOKしてあげてください。



で、逃げてみて、どう思うか?感じるか?
しっかりみてあげて欲しい。


開放感いっぱい!なのか。
罪悪感が出てくるのか。
やっぱり逃げたくない!と思うのか。


逃げてみたら、全然どうってことなかったな、
どっちでも良かったな。

なんて思うかもしれません。

どんな答えでもOK。


そうやって感じたことをもとに、
『じゃあ次はどうしたい?』を考えればいいんです。


そうすると必ず、次の道が見えてくる。



逃げたい、だって立派な意志の一つ。
そして逃げる、は立派な行動。


だから、そう感じた自分の気持ちを尊重して、まず、やってみればいい。


それを許してあげるだけでも、

否定ばっかりしてた現状から踏み出す
大きな一歩になります。

そして
見える世界も大きく変わってきますよ。




ゆるんでからの私は、
そんな風に思ってます。






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