九歯大学生さんからの講義グラレコ紹介:運動機能Ⅱ 2021
今回は大脳基底核と小脳の進化について簡単に紹介します。進化の過程において脊椎動物は約5億年前に顎口類(ヒトのように顎を持つ動物)と円口類(顎を持たない動物)に分岐しました。それと同時に、顎口類は大脳基底核と小脳を持つようになり、円口類は持たないと考えられて来ました。しかし、2016年に理化学研究所の倉谷先生のグループは円口類の代表であるヌタウナギとヤツメウナギにも大脳基底核の一部、小脳を発見しました。そのため、脊椎動物には大脳基底核や小脳は少なくとも5億年前以上に存在していたことを推察されます。興味がある方はこちら! (徐嘉鍵)
それでは、皆様から書いてもらった講義グラレコを紹介します。
錐体路のポイントを簡潔な言葉でまとめ、よくおさえられています!🌸
下行性伝導路を外側路と腹内側路に分類して、さらに各伝導路を分別に示してくれていて、よく整理できています!🌸
運動系の概略をまとめてくれています。下行性伝導路の模式図もリアルに再現してくれて、まるで教科書の説明図です。素晴らしいです!👏
皆様から書いてもらった渾身作に感銘を受けました👏👏 生理機能Ⅰの講義は残り2回ですが、また皆様の素晴らしい作品を待っています‼🐭
2020年度優秀グラレコ作品はこちら!
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