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民衆の愛国親王党スタンスウェスト支部への突入の様子
以下の記事でお伝えした通り、愛国親王党スタンスウェスト支部の周りに殺到していた民衆が支部の建物の中になだれ込んで突入しました。その直後にエリサルディア・タイムズのブルーノ・モンテス記者がスタンスウェスト州警察とともに支部内に入りました。
ブルーノ・モンテス記者は次のように述べています。
「建物の内外に大量のガラス片が散らばっていて、建物内のありとあらゆる扉や壁がバットなどで破壊されていました。突入した人々は『モーズリーはどこだ!』『モーズリーを引きずり出せ!』と声を上げており、中には『私の息子をなぜ殺したんだ!』という爆発テロ事件の遺族と思われる人の絶叫も聞こえました」。
「何十人もの党職員が血まみれで横たわっており、私と警察は介抱に追われましたが、もう既に心肺停止状態にある職員も多くいました。私たちが彼らを介抱している間にも、上階の方から凄まじい怒号や破壊の音が聞こえており、その後階段を上がり上階へ行くと、またもや多くの被害者、犠牲者がいました」。
「そして3階にいるときに、上の方から『モーズリーがいたぞ!』という叫び声と歓声が聞こえてきました。急いで5階に向かうと、血まみれでぐったりとしている男を担ぎながら避難階段の方へと走っていく集団がいたので追いかけましたが、暴れる人々に阻まれ逃がしてしまいました。あの担がれていた男が誰かは分かりませんでした」。