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散歩ついでに立ち寄ってってくださいな。と墓苑から声をかけてみる。

公開!株式会社まなかの環境、運営施設や現場を紹介する企画。
第2弾はお墓紹介します。
あ。先に謝っておきます。お墓買ってほしい、って話じゃなくて、普通に散歩のお誘いです。先週、百月院へ出かけた壱号は、帰りに通り豪雨にぶちあたって、汗だくののち雨でずぶぬれになってきました。サッパリした!うん。

百月院は「百の願いを受け入れる場所。」

大田区霊園百月院は、東京都大田区の「糀谷(こうじや)」駅のある住宅街の中にあります。糀谷駅京急本線の「京急蒲田」駅のお隣です。

糀谷は、商店街のある「暮らし」の町。
駅からゆっくり歩いて約10分ほど。
商店街を抜けて、高校や区民施設、住宅が広がり始めるところらへん。

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駅の南北に商店街が続いてます。
駅の改札を出て、右方向。駅南側に百月院はあります。

秀明寺という創建応長年間(1311-1312年)と言われる歴史があるお寺の一角に、百月院の施設はあります。
郊外型と違って、限られた敷地ですが「百の願い」を受け入れられるように、と3つの種類のお墓(家別の石のお墓、屋内ロッカー型の納骨堂、梅の木の下に合祀で入る樹木葬)がありました。
(そのへんの詳しいことに関心持ってくれた方は、本記事では説明してませんので、百月院サイト覗いてみてください!!

あ。「3種類が1つの霊園にあって、選べる」のは珍しいのだと、勉強して知りました。土地が限られるから、一度に種類を複数用意するのは難しい場合が多くなってしまう、という。

百月院コンセプト

―百の願いを受け入れる場所。―
明治時代の絵師・月岡芳年の作品に、
「月百姿」という連作があります。
いずれも、月を題材に多様な画風で完成させたものでした。
同じ空に浮かぶ月を描いてもこんなにも情景が異なるように、
同じ空の下に生きる人であっても、その姿も想いもさまざま。
そして、大切な人を偲ぶ姿もそれぞれです。
秀明寺の境内から空を見上げると、
今日の月が浮かんでいます。
あなたとあなたの大切な人が見上げるのは、
どんな月でしょうか?
ひとつの月が百の表情を見せるように、
同じ月の下で生きてきた人の姿も百通り。
歩んできた暮らしも、生きてきた世界も、
最後に眠りたい場所だって異なるでしょう。
そのすべてを受け入れたいとの思いから
「大田区霊園 百月院」は生まれました。


活気ある商店街、子どもも多くいる新しい集合住宅、高校生が元気に通学する「暮らし」のすぐそば、地続きにあるのが百月院。

百月院と秀明寺の普通に見どころポイント

コンパクトな敷地ですが、百月院、経営主体の秀明寺さん、散策にお立ち寄りいただきたいなっていう見どころがあります!

「え。お墓に散歩に行けと?」と思われるかもしれませんが……まなかの墓苑、ずらーっとお墓しかない空間、というよりも、歴史ある、観光地じゃないお寺の一部に、お墓参りでなくても散歩散策にふらっと立ち寄りやすい開かれた場所を目指してデザイン、設計されてます。で、けっこう、観光地じゃないお寺は「隠れ歴史スポット」なんですよー!!!

●珍しい秀明寺さんのご本尊

百月院本尊

玉川八十八カ所霊場の「八十三番札所」でもある秀明寺さん。
こちらのご本尊は、いわゆる「仏像」でなくて、聖徳太子像。
1312年ころ、大阪湾に投じられた聖徳太子像が、羽田に漂着して、祀られたのが建立縁起という……! 700年超……。
この漂着したご本尊は、天保8年(1837年)の火災で焼失してしまって、現在のご本尊はその当時に新たに作られたものだそうですが……「新たに」って言っても、1800年代半ばの話で……時間の尺が……違う!

●高村光雲作「聖観音像」と「聖徳太子像」もあるよ

百月院守り本尊

こちらの高村光雲作品は、百月院のエリアにお祀りされています。
屋内型納骨堂の外、納骨堂を囲む庭園墓地の中にあるので、どなたでも気軽にご覧になれます~。

高村光雲といえば……国立博物館で見たことある! その人の作品の、聖徳太子ですよ、聖徳太子。
さすがに壱号でも、聖徳太子のお札は使ったことないですが……お小遣いの限られる小学生の折、図書館で借りた『日出処の天子』(山岸涼子作品)でりぼん・なかよしからの白泉社に転びましたし、完全版全7巻持ってます!! ええええ、聖徳太子像がご本尊なお寺が、東京にもあるの!でした。

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(だもんで、プロカメラマン撮影素材画像あるのに、激写してきました! こんな風に、ふつうに、屋外に祀られてます。探しに来てね。)

「どうぞ立ち寄ってってください」と言ってこうと思った。(勝手に)

初めて墓苑へ見学に行く時、百月院に限らずですね。壱号には「よその人のお墓のあるところにお邪魔する」という感覚があって……、居心地悪いんじゃないかな、と落ち着かない感じで向かいました。
地元の墓地は、そういう感覚がすごくする、塀に囲まれて、すごい静かで、黒い墓石、苔むして崩れてきている古い古い古~~~~いお墓や石塔が、隙間なくずら~っと並んでいて、寂しいというか……哀しい感じというか……な場所、のイメージです。(不謹慎かもだけど、小学生のころに肝試しっていえば墓地!だった昭和生まれ)

百月院は、古くからの檀家さんの墓地―――いわゆる一般的な形―――もありますが、静かと言っても、しーんと寂しいという感じがしませんでした。
百月院の納骨堂「偲月庵(しげつあん)」は、扉を開けると、白く明るい内観だし。

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庭園墓地「素月廊(そげつろう)」は、4種の石がうつくしく整然と並んで、植樹に囲まれ明るい「外!」感のまま。

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とはいえ、やっぱり墓苑(墓地)だと思っている場所に「何も知らず、突然入って行く」ってしにくいですよね。しないですよね。普通は。うん。
どこの霊園施設も「見学歓迎」かと思いますが、購入前提の見学ですし。

まなかの施設、ご購入検討の場合は「完全予約制」でご案内させていただいてます。(「ご供養コンシェルジュ」記事ご参照ください)
買うかどうか、は大事な判断になるので、完全個別予約対応ですが、買うためとかでなく、普通にお寺や歴史スポットの感じで散歩においでませ!!

社寺仏閣参拝同様!
「こういう見どころあるんで、近くに来たら寄ってみてくださいよー!」ってできるのが、まなかな場所なんだなー。と思うので、ここから、みなさんを誘ってみる。

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騒いだり、散らかしたり……ってするものじゃないのは、当たり前にみんな思うことでしょうし。
散歩番組じゃないですけど、「へー、こんなのあるんだ」って知らないと寄れませんし、検索もしませんよね。糀谷の「働いている人からの情報」も合わせてまた紹介します!(駅の北側に、なんか新しいケーキ屋さんが開店してたんですよ。ショートケーキが店内に見えたんですよ。ちょっと気温下がって、まっすぐ帰社できる機会に寄ろうと決めてるんですよ。)
周辺散策紹介企画して、「百月院のためだけに来てください!」じゃなく、糀谷散策ついでに、歴史的・芸術的価値ある聖徳太子像を見に、まなかな場所にも立ち寄ってってください。記事出せるように、糀谷商店街開拓愉しむぞー!!


■所在地
東京都大田区本羽田1丁目3-11 秀明寺内 [Google MAP]

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※散歩じゃない見学案内は完全予約制です!※
お墓をお探しの場合は、下記窓口でご予約の上お越しください!ご供養コンシェルジュが予約ご対応中ですと、ご案内叶いません~!!

電話:0120-148-079(受付時間は、平日土日祝日も9:00~18:00※年末年始除)
フォーム:こちらからどうぞ


ちなみに今年2021年は「聖徳太子1400年遠忌」で
特別展「聖徳太子と法隆寺展」
が奈良・東京国立博物館で開催されていましたね。(東京は9月5日まで!間に合うよ!!)
壱号は上野で観てきました。結構自分、歴史ミーハーなんだなって、この記事書いていて気づきました。
聖徳太子や歴史好きなひと、ぜひ糀谷においでませ!!

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