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#030 簡易ガイド・Project Design|プロジェクト成功の研究日記

こんにちは。management studioの吉見です。
ここ数回、構想=プロジェクトデザインの内容について記事にしてきました。せっかくなので、まとめたいと思います。

プロジェクトは実行する前に考えることが重要。

プロジェクトデザインとは、プロジェクト成功のために重要な要素について、個々でベストな方針を考えつつ全体としてバランスさせることです。

プロジェクトがどういう流れで進むのか、何がポイントになってどうすれば価値が実現できるのか、という問いに対するシナリオをつくることが目的です。

そしてスムーズに構想するためには検討事項の優先順位があります。

まず「確度が高く、コントロールできないもの」を最初におさえる。

価値実現にとっても進行管理にとっても、まずはしっかりと土台を作ることが重要です。その項目が次の3つです。

  • 前提条件と制約条件

  • ステークホルダー

  • ゴール設定(最低限)

プロジェクト成功には、手堅さに加えてクリエイティブも大事。

価値実現するプロジェクトには、新しい組み合わせや共感といった要素は不可欠。クリエイティビティを発揮する項目が次の3つです。

  • ゴール設定(最高)

  • 事前リスク検証

  • 成果設定

不確実性の中で先を見通すために必要なのは戦略、つまりプロジェクトのインテリジェンス。

戦略で大事なのは「コントロールできるものを最適化する」こと。その項目が次の3つです。

  • リソース分析

  • ベースライン設定

  • チーム計画

最終的にはこの流れで検討したものをシナリオとしてまとめ、ロードマップやタスクリストを作成します。そして、それをもとにプロジェクトを推進します。

やはり事前にシミュレーションができていれば、プロジェクトに限らず何においても成功率を上げますね。

そもそもこのプロジェクトの目的は何か?
どんな価値を実現するといいのか?

こういう本質的に大事なことは、現実的にはプロジェクトのスピードが上がってくるとじっくり考えたり議論する機会はなかなかありません。

きっちりとプロジェクトデザインができる時間は、プロジェクトのライフサイクルで見ると贅沢な時間なのです。

せっかくプロジェクトに携わるなら、この贅沢な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

さて、management studioでは、プロジェクトデザインに関するサービスを提供しています。

  • 具体的な案件の内容をヒアリングしてプロジェクトデザインのレポートを作成

  • ご担当者さんが作成するためにコンサルティング、アドバイザリーでお手伝い

  • 業務に導入するためのガイドブック、ルールブックを組織にフィットするようにカスタマイズして提供

もし、ご興味ありましたらお気軽にお問合せください。素敵なプロジェクトをデザインできるプロセスを共有できたら幸いです。

management studio
吉見周平
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