#017 目的思考と「なんでやねん」|プロジェクト成功の研究日記
こんにちは。management studioの吉見です。
普段忙しいときほど休日は大事にしたいですよね。特に土曜日と日曜日を意識的に使い分けるというのは、とても大事だなと感じます。
私は土曜日の午前中に週の振り返りを行い午後はオフ、日曜日は昼過ぎから夕方まで研究とコンテンツ制作をすることが多いです。平日の80%くらいのスピードで作業できるのはヒラメキが出やすい大事な時間!
世の中には映画、音楽、買い物、運動と様々なオフの過ごし方があります。運動不足だなぁと思いながら、私はよく漫才を見ています。
昔から好きですが、改めて見ると漫才は奥が深い。言葉やジェスチャーのコミュニケーションで笑いという感情を動かすのは本当にすごいなと思います。
当然、お笑い芸人さんのようなことはできませんが、こういう考え方は普段無意識に仕事でも活きている。小さいころから漫才に親しんでいてよかった!
実は漫才には、大事なビジネススキルが詰まっています。
文脈
共感コミュニケーション
仮説思考
クリティカルシンキング
目的思考
漫才の面白さは流れの中にあります。脈略のないことでは笑えません。またフリや設定で「もし…」という話の前提が無ければ意味が分からなくなりますし、ツッコミは聞いている方の共感が無く「え?」と思われたら笑いになりません。
「なんでやねん」
ツッコミは「いやいや、おかしい」という、批判的な指摘と本質に対する回答、まさにクリティカルシンキングから始まります。
そして、これらの根本にあるのが目的思考。
会話の目的を明確にする、お客さんと共有する、目的から逸れたものを指摘し修正案を出して共感を得る。
ツッコミを硬く書くと、めちゃくちゃ仕事ができるビジネスマンのようです。
お笑い論みたいになってしまいましたが、真面目な話、プロジェクトマネジメントも人を動かし共感を得て目的の達成に向かうのですから、コミュニケーションが漫才くらい作りこまれたっておかしくありません。
実際、お笑い芸人さんって地頭が良くてロジカルでコミュニケーションスキルが高くて、ビジネスでも成功しそうだなぁと思う人いますよね。
ビジネス書で学ぶことも大事ですが、こういう日常の中から参考になるものを見つけることも大事だなと思います。アート思考やデザイン思考も、それまではビジネスとは縁がないと思われていたものですし。
「お笑い思考」というビジネススキルもありかもしれません。
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