自信を持つということに、上手くいった経験なんて必要ない。自分の可能性を信じることだ。
怖いもの知らずという言葉がある。あまりよく知らないから自由にできるとか、どんな人か知らないから大胆に接することが出来るとか、自分の無知がそうさせているような場合、初心者や新人によく使う言葉だ。しかし、初心者も新人も経験を重ねると怖いものを知ってしまって、昔のようには出来なくなってしまう。怖いものを知って、怖気づくのだ。
なんでもそうだが、怖気づいてしまうと、上手くいかないことが出てくる。昔のような大胆さがなくなってしまうからだ。そうなると自信もなくなっていく。だから、怖いもの知らずから怖いものを知ってしまった直後は、上手くいかないのだ。そして、そこから抜け出すのに時間がかかることになる。
私たちは、根拠のない自信を持てるように努力しよう。自信を持つということに、上手くいった経験なんて必要ない。自分の可能性を信じることだ。そのために、無知でいることも必要なのだ。怖いもの知らずを思い出そう。やってみることだ。上手く行こうが行くまいが。