与えられた時間を自分自身で楽しむ。
みずから愉しむことのできない人々は、しばしば他人を恨む。(イソップ)
【考えるヒント】
私たちに与えられた時間は、客観的なものではない。私たちに与えられた時間は、それをどう使うか、それをどう受け止めるかで圧倒的に違ってくる。1時間は60分だが、その1時間を私たちがどうするかで、主観的な長さも質も変わってしまうのだ。
だからこそ、私たちは、誰かに楽しませてもらうのではなく、自分自らが楽しむことだ。与えられた時間を自分自身で楽しんでこそ、主観的な時間が充実していくものになる。それが出来ない人は、なんでこの自分だけが面白くないのだと他人を見て嫉妬することになるはずだ。
私たちは、与えられた時間を自分のものにしよう。他人の時間として過ごすのはやめよう。この時間を楽しむことを私たちは、実践していこう。
2020年9月21日(月)VOL.5033
作者:中土井鉄信(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表)