明日のために、今を精一杯生きていくこと。
希望に生きる者はつねに若い。(三木 清)
【考えるヒント】
希望とは何か。希望とは、今とは違う明日のことだ。
今とは違う明日とは何か。それは、自分の望む状態がいつかは実現しているという未来だ。だからこそ、希望を持つ人間は、いつも若々しいのだ。未来に開かれているからだ。
私たちは、希望を忘れないようにしよう。歳をとればとるだけ、希望などという甘い言葉は、中々使えなくなってしまう。しかし、それは、何かを諦めてしまったからだ。諦めるのは早すぎる。生きている限り、明日があるからだ。希望は今とは違う明日のことだ。明日がある以上、希望を持つことだ。
私たちは、死ぬまで人生の旬を味わっていよう。そのために、希望をいつも持っていることだ。明日はきっと良いことがあると思って行動していくことだ。明日のために、今を精一杯生きていくこと。それが希望ある人生の生き方だ。
2020年9月16日(水)VOL.5030
作者:中土井鉄信(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表)