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ライターさんに15の質問!インプット量が半端なかったもくもく会【シーライクスイベント】

シーライクスのライターコース「お仕事を始めてみよう」のもくもく会(受講者同士で集まる会)に参加しました。


全部で2時間のもくもく会ですが、受講者のやる気が詰まっていて、質問で1時間半ぐらいを占めており、30分ほど延長になりました。(ありがとうございます……!)
もくもく会で出た質問と回答をインプットしたい!と思い、できる限り全てメモしたので、まとめてみることにしました。

質問に答えてくださったありがたい講師の方は、ライター兼編集者としてお仕事をしている山越栞さん。SHElikesライターコースの講師もされています。

最初、山越さんに「ライティングに関わることなら、どんなことでも質問をしていいよ」と仰って頂いたので、受講者の皆さんは文章の書き方などの基礎的なことから、お仕事を実際に始めた時のことまで幅広く質問をしていました。

興味はあるけどライターコースまだ始めてないよという方から、卒業制作へ進んでいる方までもくもく会には積極的に参加することをオススメします!

「ライターの仕事が気になる!」
「ライターになりたい!」
そんな皆さんには参考になる回答ばかりでしたので、ぜひ見てみてください!


インプット、アウトプットの質問


Q.ライターとして、日頃何か心がけていることはありますか?

「文章を書く」という誰にでもできることをプロとして仕事をするには、書き手の思想、性格、スタンスが重要かなと思います
私は哲学、心理学、宗教を身の回りのものに置き換えて勉強しています。あと、一日中ラジオをかける時があります。パーソナリティーによる質問や掛け合いはインタビューに近いところがあるので、自然と勉強になっています。

Q.ライティングや編集についてのインプット、アウトプットはどのようにしていますか?

インプットは、音読がおすすめです。普段流し読みしてしまうところを、声に出してみると、良い響きだなと気づけることがあるんです。雑誌の言葉を読むようにもしています。タイトルや言葉にこだわっているので参考になりますよ。
アウトプットは、週3日ぐらいで人のためになる記事を書くと決めています。頻度は自分のペースに合わせて決めて良いと思います。

Q.本をインプットしても、アウトプットに活かせてない気がします。

インプットから入るというよりは、アウトプットする際の課題に合わせたインプットをすると良いと思います。


文章術の質問


Q.書きだしたら筆が進むのに、書き出すまでにすごく時間がかかります。

私はライターですが文章がすごく好きなわけじゃないので、多少時間はかかります。一発で終わらせようと思わず、何日かかけても良いと思いますよ。

Q.書いていく中でどうしても正解を探し求めてしまい、手が止まってしまいます。

文章に正解はないので、まず書く前に自分で正解を決めてみましょう
もし書いている時に迷ったら、一旦箇条書きにして、どういう順番で書くかを再考しても良いかもしれません。

Q.書き終わったあと、文章や言葉が正しいかどうか何度も見てしまい、なかなか時間がかかります。どこまでセルフチェックしたら良いでしょうか?

私は書き終わった時3回くらい見直しています。不安な箇所は、フィードバックされた時に紳士に受け止められるなと思う程度であれば、提出しています。

Q.「共感」できる文章になっていないとフィードバックされることが多いので、共感されやすい文章術を知りたいです。

共感してほしい対象のことをよく考えることですかね。その人が読んだら救われるかも、助けられた、ためになるかもしれないという点を意識してみてください。


スキルの質問


Q.ライティングコース以外に受講しておくとよいものなどありますか?

まずは、自分がなりたいライター像から探してみてください。
ブランディングコース、マーケティングコース、広報PRコースはライターとしての自分の名前や記事を広めるのに勉強になると思います。
取材で撮影できるライターを目指すなら、カメラ・写真コースを受講しても良いと思います。

Q.ライター以外のスキルはアピールになりますか?

好きなものならアピールした方がいいと思いますが、スキルがないからといって、たくさんお仕事をもらえるわけじゃないです。大事なことは、自分がそのスキルが好きで持ちたいかどうかですね。

Q.実際にお仕事で求められるスキルはどのようなものが多いですか?

ライターは特別なスキルというよりは、社会人基礎力が大事になってくると思います。直接対面で仕事ができないことが多く連絡が途絶えがちなので、締め切りを守る、わからない箇所は相談するなどは心がけた方が良いと思います。


お仕事を始める時の質問


Q.自分の名前で書いた実績がないので、自分の強みをどうアピールしたらよいのかわかりません。

編集者側が求めていることは、経験値だけではないと思います。例えば、文章を書く際に、ライターが共通して文章で気をつけていることを言ってみても良いと思います。当たり前のことをきちんと言えることで、「この人わかっているんだな」と思ってもらい、好印象になるかもしれません。

Q.自身を売り込むために、ポートフォリオはどのぐらいあった方がいいでしょうか?

ポートフォリオは本数より質です。自分の渾身の作品1本で勝負しても良いと思います。書き手としての自己紹介記事もオススメです。

Q.SNSで見かけるフリーランスの方からのライティング募集だと、詐欺まがいなトラブルもあると聞きます。最初は個人より企業から案件もらった方がいいですか?

私は野生の勘で見極めていますね。やりとりの中で、文章が変だと感じたり、納期がやたら短かったりする場合は断って良いと思います。女性なので、自分の安全を第一にしてくださいね。

Q.初めて契約ライターの面談に行ったのですが、ほとんど質問されず、自分をどうアピールしていいのかわかりませんでした。

私の経験上ライターの面談は、向こうからはほとんど聞かれないことが多いです。
事前に質問はたくさん用意しておいて、最後に「何か質問ありますか?」と聞かれた時がチャンスです。ターゲット層、意識していること、記事がどのようにして作られているのかなど、Webメディアを良くしていくために一緒に貢献してくれそうと思ってもらえることを意識してみましょう。


メンタルのお悩み


Q.ライティングをするなかで、どうしても人と比べてしまって落ち込むことがあるのですが、どうしたら良いでしょうか?

私も3年前ぐらいに、同世代や年下の子が自分より活躍していると思って悔しくなったことがありました。その時は、その人から学ぶ姿勢で、同じ講演会に行ったり、価値観に触れたりして学んでいました
あと、自分が書きたい文章は何だったか、文章を書いて読者から何て言われたいか、などゴールや基準を決めると良いかもしれません。私も昔考えた時、「いいねの数やフォロワーの数が多いライターになりたいわけじゃなかったんだ!」と気づきました。


もくもく会を終えて私が思ったこと

初めてのもくもく会参加、たくさんの質問、ライターさんの貴重な回答を元に3つの決意をしました。

①この質問をまとめたnoteを書こう!

ライターを目指す方がどんな疑問や悩みを考えているのか、あまりわからなかったのですが、質問1つ1つに「わかる!」「私も気になる!」ことばかり。全てを「じぶんごと」として捉えられ、インプットアウトプット欲も湧き上がりました。

②質問の回答を実践しよう!

恥ずかしながら、私はイベントに参加しても実践に移せたことがあまりないのですが、今回noteにまとめたことによって、自分でも度々見返して、できることから実践していきます。

早速1日中ラジオと音読は始めています♪

③もくもく会を主催しよう!

今回のようにライターの参加者同士が同じ場所に集まるのは貴重だったと感じています。

Webデザイナーやマーケティングコースのように、特に難しい知識を必要とするわけではないので、繋がりが持てないライティング受講者たちもいると思います。

講師の方を呼ぶほどではないけど、些細な文章のお悩みがある時にみんなで共有し合えたら良いなと思い、少し勇気を出して主催していく予定です。

もくもく会を主催したい!というアツイ想いを書こうとしたらとんでもなく長くなってしまったので、ここでは割愛して、また別のnoteに詳しく書けたらと思っています。

最後に

もくもく会はたくさんインプットできる時間となり、モチベーションをさらにアップして、一歩踏み出せる機会になります。ぜひ、参加してみてください!

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