男らしい、女らしい、自分らしい
「女らしくないと言う男こそ、男らしくない」
少し遅めのお昼をしていると、何気なくつけていたテレビからそんなセリフが出てきた。
なるほど、たしかにその通りだ。
では、逆にしてみてはどうだろうか。
「男らしくないと言う女こそ、女らしくない」
なるほど、これも成立しそうに思える。
つまりは、こういうことなのだろうと思う。
男らしいと女らしいは、どちらか一方が声を出さないことでようやく成立する、本来は矛盾のある言葉なのだと。
男と女でわけること、これが古いかどうかはどっちでもいい。ある時代ではそれなりにうまくフィットしたこともあったのだろう。
でも、自分がどうありたいかで決めたほうがきっとおもしろい。
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