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失敗の意味を定義せよ

失敗することは怖いですか?

こう聞かれると、ついつい反発して「怖くないよ!」と反発したくなります、僕は。でも実際に行動しようとすると、

✔️ 失敗するかもしれない・・・
✔️ ここまでやってきたことが台無しになるかもしれない・・・
✔️ 恥をかくかもしれない・・・

とか、考えてしまっていました。

みなさんはどうですか?
でも、実際の行動は9割の人が失敗を恐れています。

ここで大切なのは『失敗を定義すること
そもそも失敗とは何なのか。
何をもって失敗とするのか。

これは、実は自分で決めていいんです。
それならば、自分が都合よく定義すればいい。

それによって失敗の概念が変わります。
失敗は決してネガティブなものじゃなくなります。

今日はそんなお話をしていこうと思います。


成功者と失敗の数

あなたは、人生でどれくらいの失敗をしてきましたか?

「人一倍、失敗を経験してきたよ!」
そう胸を張って答えられる人は、きっと今、大きな成功を手に入れている方だと思います。

「失敗ばっかりだったなぁ・・・」
と、下を向いて答える人は、あまり人生がうまくいっていないと感じている人じゃないでしょうか。

成功者と呼ばれる人ほど、実は多くの失敗を経験しています。それも、ちょっとくらいの失敗じゃなく、「大失敗」と呼べるような大きな失敗です。

例えば、有名な話ですが、iPhoneを世に生み出したスティーブ・ジョブズは、自らのワンマンな姿勢が原因となり、自らが立ち上げたアップルコンピュータを、共に会社を大きくしてきたジョン・スカリーから追放されます。

ユニクロの柳井正さんも、自らを「1勝9敗」と言い切るくらい、たくさんの失敗をご経験されています。

ソフトバンクの孫正義さんも、ITバブルの頃、ソフトバンクの株価が100分の1まで下落して危機を迎えている頃、500億円規模の投資に失敗をしています。

楽天の三木谷社長も、創業期には200も300もビジネスアイデアを考え、いくつかやってみたものの、みんなダメだったそうです。しかし、その結果楽天が生まれている。後に「“Make Mistake Early(早く失敗をせよ)”に徹しないといけない」と仰っています。

このように、日本を代表する偉大な経営者も皆失敗を経験しています。

この記事を読んでいる方の中に500億規模の投資に失敗した方はいませんよね!?失敗の総量と成功の大きさには相関関係があるとさえ思えるんです。

では改めて、
「人一倍、失敗を経験してきたよ!」
「失敗ばっかりだったなぁ・・・」
この2つの発言の違いは何でしょうか。

意味づけ」が違います。
失敗を、今の自分をつくるために必要な要素と意味づけした成功者。
失敗を、今のダメな自分を作っている恥ずべきことと意味づけしている人。
起きている出来事は、同じく「失敗」です。

その「失敗をどう捉えるか」が違うんです。

ケイスケ・ホンダ率いるカンボジアサッカーチーム

本田圭佑さんは、自ら率いるカンボジア代表のサッカーチームのメンバーに、「ミスをしたらガッツポーズしろ」と指導しています。

これはなぜか。
元々、カンボジアのサッカー選手たちはミスを怖がって、チャレンジをしなかったそうです。だから成長しない。そのマインドを脳の根底からひっくり返すために、『ガッツポーズ』と言う形で、強制的に全身で失敗を前向きに捉える体制を作ったんです。

「うまくいかなかったことがわかったことは価値でしかない。挑戦しなければ失敗なんてしない。失敗するのは挑戦している証。成長する上では失敗は必須。成功する上では失敗は必須」

キングコング西野亮廣さん

お笑い芸人として成功し、人気絶頂期に絵本作家に転身したキングコングの西野さん。彼は、その後、クラウドファンディングで日本の先頭を走り、オンラインサロンは日本一の登録者数を誇り、今も映画やミュージカル、コマ撮りアニメーション映画、AIアートなど、数えきれないほどのチャレンジをしています。

そして、西野さん本人も「数えきれないほどの失敗をしてきた」とおっしゃいます。それだけじゃなくて、彼は本当に叩かれた。
日本中から嫌われ、発言する度、行動する度、何も悪くないのに炎上してきました。そんな苦しい時期があって、その当時の自分を映し出した「えんとつ町のプペル」が大ヒットを記録したんですね。

西野さんは、「うまくいくとわかったものには興味がなくなってしまう。うまくいくかどうかわからないことにしか興味がない」と言い、今日もなお、ブロードウェイで常駐するミュージカルを作るべく、失敗を繰り返しながら邁進しています。

失敗とは何なのか

失敗とは、一体なんでしょうか。

学生の頃、みんなの前で発表して恥をかく「程度」の失敗が怖くて、発言ができなかった。
部活で、レギュラーから外される「程度」の失敗が怖くて、大胆なチャレンジができなかった。
営業を始めたばかりの頃、お客さんから嫌われる「程度」の失敗が怖くて、言うべきことを言えなかった。

びびって挑戦できなかった。だから凡人だったんです。

失敗は、0にすることはできない。
失敗は、行動する限り必ずやってきます。

失敗しない人が優秀なんじゃない。
行動しない人が失敗していないだけ。

失敗した人がダメなんじゃない。
それは挑戦した人である証拠。

失敗できなかった僕から見たら、あなた失敗は、あなたの人生において誇るべきものだと思います。

失敗を定義する

失敗を定義しましょう。

挑戦しないから失敗しない。
失敗しないから改善しない。
改善しないから成長しない。

挑戦するから失敗する。
失敗するから改善する。
改善するから成功する。

失敗が大きいほど、大きな改善が強いられる。
大きな改善をするから、大きな成長が生まれる。

失敗の総量=失敗の数×失敗の大きさ
が大きい人ほど、大きな成長ができる。

ということは、人生のできるだけ早い段階で、失敗の総量を大きくして改善した方がいい。

もちろん、失敗しないように準備すること重要です。ですが、準備したって防ぎきれない失敗があるんです。なぜなら、自分の足りない部分を100%理解することはできないからです。

つまり、失敗とは伸び代の発見なんです。

まとめ

以上、いかがでしたか?
あなたにとって失敗とはなんですか?

僕は、伸び代の発見と定義しています。
どれだけ最速で失敗を経験できるかが大切です。

実際に、営業は「最速で失敗をすべて経験する」をテーマに取り組みました。結果、1年で億単位の売り上げを立てられるようになりました。

あなたの人生は、
挑戦⇒失敗⇒改善の繰り返しです。

このループが止まらなければ、理論上改善しかありえない。
ということは、再起不能の失敗さえしなければ、
挑戦の先には、改善か成功しかないんです

挑戦する人生を、成長する人生を楽しく歩んでいきましょう!


こんな記事が、あなたの挑戦の背中をちょっとだけ押せるものだったら嬉しいなと思います。もし気に入っていただいたら、スキやフォローをお願いします!

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