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子育て中の方と先生に見てほしい!アニメ『Bluey』
Disneyの大人気アニメ『Bluey(ブルーイ)』を子どもたちと一緒によく見ています。
いつもは、夕飯の準備中に見てもらうため再生ボタンを押したら私はキッチンに立つのですが、ブルーイは腰を落ち着けて見たい!大人も学びがたくさんあるアニメなのです。
6歳と4歳の子犬の姉妹ブルーイとビンゴは遊ぶことが大好き。いつも元気で好奇心旺盛なブルーイは毎日の日常を最高のアドベンチャーに変える天才!想像力豊かに、身近なものから夢中になれる楽しい遊びを発見し、遊びを通して相手を思いやる気持ちやコミュニケーションの大切さを学んでいく。ささやかな日常を素敵な一日に変えてしまう仲良し家族の物語。楽しく優しい気持ちになれるオーストラリア発のアニメーション・シリーズ。
遊びの天才
「毎日の日常を最高のアドベンチャーに変える天才!」
これって、どの子どもにも言えることですよね。
大人によって抑えられてしまうことも多々あると思うのですが、本来子どもって何もないところから楽しさを見つける天才だよなーと、ブルーイとビンゴを見ていると改めて気付かされます。
ブルーイの友だちと遊ぶシーンなんかもありふれた日常ですが、ちょっとしたトラブルやぶつかり合いから自分たちでルールを決めたり、相手を思いやるコミュニケーションの仕方を学んだりしています。
子どもが目の前でトラブってしまいそうだと、大人が手を出してしまうこともよくあると思います。
でも、子どもは子どもの社会の中で色々なことを経験し、自分たちで解決できる力を持っています。
問題を解決できた経験こそが人間力を育てていくんだなぁと、そんな大層なことセリフで言っているわけではないのに感じるのです!(鼻ふくらむ)
ビンゴがとにかくかわいい
ブルーイと妹のビンゴは、家の中でごっこ遊びをしたりパパに遊んでもらったり、自然の中で体を動かして遊んだりするのですが、その仕草(犬なのに!)がいかにも子どもらしくてかわいいんです。
特にビンゴがパパにくすぐられてキャッキャするところとか(声優さんのうまさ)、子どもが言いそうな、大人の想像を超えたセリフとか(翻訳者さんのうまさ)。
(みんな観て)
ブルーイやビンゴが楽しく遊んでいるシーンを見ている、うちの子どもたちのニヤニヤした顔のかわいいこと!笑
子どものかわいらしさが全開に、でも自然に表現されているところが大好きです。
子どもが愛すべき存在だと思い出して胸を打たれます。
大人たちがすてき
ブルーイのパパは子どもたちとよく遊んでくれます。
子どものツボを分かっていることもそうですが、在宅のお仕事中に邪魔されたとしても短時間で子どもの気持ちを満たすことができるなど、育児スキルが高いのです!
ママは、まだうまく言葉で伝えられないビンゴを手伝って、自分の気持ちを言語化する方法を教えてくれます。
自分で表現することの大切さをわざわざ言わなくても、遊びの中で自分で気づくようにしているところがさすがです。
ブルーイの学校の先生「カリプソ先生」も、子どもたちの遊びを見守りながらそっと背中を押してあげる、その姿勢、好き!!
(みんな観て)
とりあえずDisney契約していない方のために、カリプソ先生の関わり方を具体的に紹介すると・・
お手本にしたい関わり方
みんなが遊んでいる中、寝転がって何もしない子に対して
特に何かを促すことはしない。子どもの内から湧き上がるのを待つ。
「辛抱強くね。」「〇〇なのね。」など、声をかけながら子どものありのままの姿を受容する。期待していた反応が返ってこなくて落ち込む子に対して
周りの子どもたちとうまく作用するようにキッカケを作ってあげる。
タイミングを見て声をかける。なかなか世界(遊び)が広がらない子に対して
少し作業をしては何度も先生を呼びにくる子に、具体的な「ここをこうして〇〇してみたら?」ではなく、言葉少なめに抽象的なアドバイス。何をどうしたらいいか子どもに考えさせる余地のある声かけ。
カリプソ先生の言葉かけや態度の中に、子どもへの尊敬や愛、教育者としての心構えなどヒントがたくさん散りばめられていて、全て説明するのは難しいので・・みんな・・
※カリプソ先生が出てくるのは第17話
まとめ
まとめると、ブルーイは子どもに関わる大人はみんな1回見てほしいです。笑
特に、保育や教育に関わる先生たちは「子どもは遊びからたくさんのことを学ぶ」という、ありきたりでよく聞かされる言葉の意味を素直に感じられるはず!
観たよ〜知っているよ〜という方がいたら、ぜひコメントで教えてください^^