普通の子の中学受験、熱望校以外の進学になった時
2月受験、まだ繰り上げの連絡などをお待ちのご家庭もあるかと思いますが、ひとまず終了として、書かせていただきます。2021年の中学受験、本当に厳しい戦い(特にボリュームゾーンの中位層は)だったと思います。そして、熱望学校が×だった時の衝撃、落胆、お子さんの涙は、親御さんとしてとてもきつかったと思います。そんな方々の心を癒せる言葉を私はもっていません。きっと誰も・・・。どんな言葉をかけても、傷が癒えるには、時薬(ときぐすり)が必要だと思います。
心が癒えるまで、時に身を委ねて
昨年、親しいママ友のお子さんが第一志望~第三志望まで×、第四志望に進学が決まった後、二人で会った時、顔を見合わせたとたん、私もそのママ友も泣いていて、ただただ、お互いの肩を抱き、言葉もなく時間が過ぎていました。そんな悲しみに暮れていたママ友も、1ヵ月後、みんなで集まったランチ会では、少し笑顔が見れ、嬉しかったのを覚えています。悲しみが大きい分、心が元気になるには時間がかかると思いますが、今は焦らず、ゆっくり、時に身を委ねてください。
お子さんの気持ちに、ただ寄り添う
けれど、お子さんがすでに気持ちを切り替えているようなら、お子さんの前でだけは、進学する学校を認めてあげてください。やっとの想いで前を向いたお子さんにとっては、親御さんが落ち込んでいることの方が辛くなってしまうと思いますので。まだ、お子さんが悲しみにくれていたら、へんに励まさず、辛い気持ちを受け止めてあげてください。お子さんの気持ちが今、どの段階なのか見ながら、気持ちの歩調も合わせてあげてほしいと思います。まだ、お子さんが泣いているなら、一緒に泣いていいと思います。笑顔を取り戻したら、親御さんも笑ってあげて。
中学受験を最後まで戦い抜いたお子さんたち、みんな、素晴らしいです!!(これ以降のnoteは、入学後の戦略、振り返りなど、辛口でいきますよ~)