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普通の子の中学受験、をゲーム化した結果

以前にもお話したように、2月受験のさなか、子どもに

「学校に1つ受かるたび、好きなものを1つ買ってあげる!」と

受験をゲーム化しました。私としては、モノでつるという気持ちはなく

UFOキャッチャーのようなゲーム感覚で、受験をもっと軽く楽しいものに

変えたかったのです。子どもはしっかりとモノにつられていた

のかもしれませんが、この方法は、思いの他うまくいきました。

1つ合格するたび、「イエ~イ!」という感じで、どんどんゲームを

進めていく子ども。(もともとゲーム大好きです・・・汗)

その結果、2月受験は、第一志望の1回目は逃したものの、

2回目でマルをいただき、最終的には全勝となりました。


あまり興味はないかもしれませんが、2月に4つのマルを獲得した

うちの子が得たものは、次の通りです。

(1)ゲーミングパソコン (なんで、ゲーミングPCってこんなに高いの?)

(2)ゲーミングヘッドホン (なんか、ヘンな耳つき!?)

(3)ゲーミングマウス (なんか、ゴツいね)

(4)ゲーミングマウスパッド (なんか、大きいね)


ただの、ゲーム好きやないか~い!!! その後、学校のオンライン授業が

始まったため、上記のプレゼント(ヘッドホン以外)が、役立っているので

まぁ、いいんですけどね。耳つきのヘッドホンは、あまりにもふざけた

印象になるので、授業に使えず・・・汗


ちなみに、受験中にゲームをさせるかどうか、悩まれる親御さんも多いと

思いますが、うちは「これこれこうで、ゲームしている時間はないのでは?」

と子どもに伝え、いつ、どうするかは、子どもに決めさせました。

その結果、受験まであと半年ぐらいになった時、子ども自身が

ゲームとスマホをパパに預け、封印していました。

そして、運命の2月3日の夕方、第一志望の合格を確認し、

家族で喜びあった直後、ゲームとスマホの充電をすぐに始めた子ども。

その後は、エンドレスでのゲーム生活が続いています・・・・汗


これは、偶然かもしれませんが、ゲームをするかしないかが自由だった

お家のお子さんたちは、なぜか、第一志望(かなりの難関校揃い)に

合格していました。子どもでも、本気で合格をとりにいっている子は、

親の抑止なしで、自己管理ができる。と、私は信じています。

(うちの子によると、頭のいい子ほどゲームも上手いそう・・・本当か!?)

よく「ゲームは買い与えない」という方針のご家庭もありますが、

それを聞くと、「それが一番、簡単だよね」と思ってしまいます。

与えなければ出来ないので、抑止しやすいです。

けれど「それはお子さんの意思ですか?」といつも

聞きたくなってしまいます。(聞けませんけどね・・・汗)

ゲーム嫌いならゲームを買わなくていいと思いますが、

ゲーム禁止の家のお子さんほど、ゲーム大好きな子が多いんですよね。

私は、子どもは親が責任をもって教育していくべきですが、

その前にひとつの人格であり、何を取捨選択するかは、子ども自身に

しっかり考えさせるべきだと思っています。うちの子は、小学5年生で

「スマホが欲しい」と言いだし、何度か本当に欲しいのか話しあって

買うことにしました。もちろん、受験が終わったら買ってあげる、

という選択もできたかと思いますが、受験することも、どの塾に通うかも、

どこを第一志望にするかも、いつまでゲームするかも、最終的に

子ども自身に決めさせてきたので、本人の意思を尊重しました。

何よりも、受験をゲーム化したのと同じように、

楽しい気持ちの先には、楽しい結果が待っています。

受験に限らず、何かをガマンする苦しい結果の先には、

苦しい結果があるのだと感じています。

子も親も、どれだけ受験を真剣に楽しめるか、

我慢の上に受験を置かないこと。 これって実は、すごく大事な気がします。


では、質問です。子どもが塾に行っているわずかな時間に、

夫婦で飲みに行っていたことがある人?

はーい、それは私です(笑)。

親も、我慢は禁物ということで、どうかお許しください。




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