普通の子の中学受験、受験に参戦するかどうか迷ったら <駄ネタ>
まだ中学受験に参戦するかどうか、考え中というご家庭も多いかと思います。うちは、新5年生からの参戦なので遅いスタートでした。周囲の影響で始めてしまった中学受験だっただけに、その後の厳しさ、沼っぷりにはいつも戦々恐々でしたが(汗)。すでに子どもは中学生で、第一志望校に楽しげに通っていますが、もし中学受験をするかどうか迷った時は、次の項目をチェックしてみてください。これを乗り越える覚悟があれば大丈夫です!?
中学受験に向いているかどうか!? <親御さん編>
▢子どもと仲がいい方だ ・・・良好な人間関係の上に良好な中学受験は成り立ちます。人は好きな人の言うことは、けっこう素直に聞くものです。(親子でも同じ)
▢子育てに自分なりのこだわりがある ・・・親自身が自分の考え(軸)をもっていないと子どもが迷った時、勇気をもって背中を押してあげることができません。
▢中学受験を俯瞰して戦略を練ることができる・・・これは最初はイメージできないと思いますが、中学のこと、過去問のことを親が調べ、分析して勝てる戦略を練られるかが、子どもの合否を分けます。こういう作業が苦手な場合は中学受験は、かなり厳しいかも。
▢親自身が本気の受験をしたことがある ・・・中学でも、高校でも、大学でも、親御さんご自身が本気の受験経験がある方が、中学受験は有利です。受験の厳しさや苦しさを肌感覚でわかっているため、追い込まれた時の“勝負どころ”が働きます。受験の合否は紙ひとえ。親には、勝負師としての才も求められます。
▢子どもの悪いところもしっかり見ている ・・・中学受験は子どものいいところを探すことより、悪いところ=穴を埋めていく作業が多くなります。そのため、冷静に子どもの成績や勉強への取り組み方をみて、悪いところを指摘できる厳しさも必要になってきます。(優しい親御さんは、ちょっと不利かも・・・)
▢経済力がある、または貯蓄力がある ・・・身も蓋もないことですが、中学受験はお金がかかります。おそらく年100万円前後、これが中学入学後も学費としてかかります。しっかりとした経済基盤または預貯金をコツコツと積み上げられることが親に求められます。(余計なものは買わない節約力とか?)
▢中学受験を投資目線でみない ・・・中学受験を投資目線でみてしまうと、偏差値やブランドばかりに目がいき、特攻型の中学受験をしがち。それよりも、学校の学力や雰囲気が子ども自身に合っているかどうかという視点が求められます。
▢中学受験に夢をみない ・・・最初は難しいと思いますが、受験は夢物語ではありません。第一志望に受かるのは3人に1人。まさかの大金星は珍しく、ほとんどの子が持ち偏差値前後の学校に収まります。楽観的な考え方は、思わぬ結果を招いてしまう元なので、親がどこまで現実主義になれるかが問われます。(常に最悪の、その先の事態に備える)
▢人の目を気にしない ・・・中学受験でスター扱いしてもらえるのは、上位のごく一部です。それ以外は、辛酸をなめる場面を何度も経験することになります。この時、人の目や人の価値観をどれだけ気にせず、親子で我が道を進めるかが大事になってきます。(ただし、塾や先輩お受験ママなど、周りの意見に耳を貸すことは重要)
いかがでしょうか? あくまでお気軽なチェックなので、半分ぐらい(4つ以上)あてはまれば大丈夫! 親御さんが最後まで逃げずにサポートするとお子さんに約束できるなら、参戦しちゃいましょう!