紅鮭おにぎりをこよなく愛する子がアリに想いを馳せる日
先日の農業体験の帰り道、滅多に寄らないコンビニに立ち寄りおにぎりを購入しました。
田植えがなかなか大変だったもので、さすがにこのまま自転車をこいで帰宅する途中でエナジー切れになりそうだなと考えたので、さっと食べようと。
食べている途中で、ぽろっと紅鮭がひとかけら地面に落下。拾うべきか…と訊ねられたときふと母が思い出したのは、ポップコーンを落としたときにディズニーのキャストさんからかけられた言葉でした。
「大丈夫ですよ、チップとデールが喜んで食べにきます!」
はい、ディズニーリゾートに行きたすぎて禁断症状が出てしまったのはさておき。
他人の敷地や公共施設などで落としてしまったならば、片付ける必要があるよ、と説明した上で、ならばもし何か美味しいものが地面に落ちていたら誰が探し当てるかしら…と言う話に。
「アリかな?」
「そうだね、アリも気づけば運べる大きさにして巣に持ち帰るかもしれないね。じゃぁ1号がアリだったとしようか。ひとりで持ち帰るには大きすぎる美味しいものをみつけたとき、どうやって仲間を連れてくる?」
「うーん、においかな?呼吸?」
「呼吸だと時間が経つと空気に流されてしまうかもしれないよ。他の方法はあるかな?」
「じゃぁまず巣に持ち帰る。それで、巣にいる仲間を連れて案内する。」
「なるほど。それもいいね」
「あとは、もともとみんなで一緒に餌探しに出かけていれば、すぐに手分けして持ち帰れるよ。」
「確かにスピーディーに持ち帰れそうだね。でも、その場合もし餌が見つからなかったらその日はご飯なしなのかな?」
「備蓄があるから1日くらいなら大丈夫!じゃぁ、チームにわかれて餌を探しに行けば、みんな見つけられなかった、にはならないと思う!」
「いいね、みんなでずに戻ったときにあっちはどうだったって情報共有できるといいね!」
というわけでこのときの1号の答えは、みんなでチームに分かれて探し、見つけたらみんなで分担して持ち帰り、それでも持ち帰れない大きさならば巣から仲間をまた連れて戻ってくる、でした。
においで目印をつけるところまではわかったけれど、身体のどこからその成分が出るのかは、帰ってから自分で調べようね、と宿題に。
コンビニのおにぎりでは、別のこともはなしたのですがそれはまた今度にします。