両側から見つめる哲学 心豊かな秋の読書時間
現在、哲学書「14歳からの哲学」と「41歳からの哲学」の両方を並行して読んでいます。同一の筆者によるこれらの二冊は、内容が大きく異なるため、同じテーマ(例:死)であっても、14歳と41歳、いわば子と大人という両側の視点で考えさせられ、非常に興味深いです。並行して読むことで、さまざまな気づきが得られることを実感しています。
哲学は、古代ソクラテスの時代から人々によって思索され続けているテーマであり、現代でも未だに答えの出ない人間の永遠の問題です。このような未解決の問いに向き合うことは、我々の人間性を深化させる要因となると感じます。だからこそ、考えることをやめると、人はどこかで失ってしまうものがあるように思います。
日常の中で、答えのない問いに思いを巡らせる時間は、心の豊かさを感じる瞬間かもしれません。
この秋は、これらの本の影響で、さらに多くの思考の時間が増えそうです。