News in Brief (15 June 2023) メモ #22
今回のニュースは、AI規制に関する内容。
フォルカー・テュルク国連人権高等弁務官 (UN human rights chief Volker Türk) が、欧州のAI規制を歓迎する (hail) 態度を示しているとのこと。
人工知能の危険性 (the dangers of artificial intelligence) が懸念されているので、ある程度の規制は必要でしょうね。
欧州では、AI 法 (the AI Act) と呼ばれている法案が通過したようですね。AI技術を使った特定利用を規制すること (regulate certain uses) が目的だそうです。「特定の利用」とは、「リアルタイムの遠隔生体認証 (real-time remote biometric recognition)」、「予測的ポリシング、予測型警察活動 (predictive policing)」、「感情認識 (emotion recognition)」などのAI技術を使用することによる人権侵害 (AI-enabled human rights abuses) につながるものを指します。
他のEU機関も含めて採択プロセスを経る (go through an adoption process) 必要がまだ残されているようですが、今年の終わりには最終的な合意に達する (a final agreement is reached) 見込みです。
AI危機 (AI risks) は国連の最重要課題 (be at the top of the UN's agenda) だそうです。国連事務総長のアントニオ・グテーレス氏 (UN Secretary-General António Guterres)は、AI技術に関する警鐘が激しく鳴っている (the alarm bells over the technology were deafening) と述べ、ハイレベルな諮問機関 (a high-level advisory body on AI) を設置する意向を示していました。また、国連の原子力安全監視機関である IAEA (the UN’s nuclear safety watchdog IAEA) のような、専門機関への支持も明らかにしていました (express support for a specialized agency)。
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