News in Brief (19 June 2023) メモ #24
今日のニュースは、人権に関する記事。
タイトルは‘Vital’ human rights cooperation must be above fray of politics: Türk ということで、またまたターク氏登場。
今週、ジュネーブで、人権理事会 (the Human Rights Council) の53回目の定例会 (regular session) が開かれたそうです。
国際的な人権システム (the international human rights system) に対して、協力が不足している点がターク氏によって指摘されていました。国家を漂流させる (leave States adrift) という強い表現が使われていました。
イラン、マリ、ロシアなどの数十の国々で、人権危機 (rights emergencies) が問題になっているようです。
世界人権宣言 (the Universal Declaration) を採択 (adopt) して75年目、ウィーン宣言及び行動計画 (the Vienna Declaration) を採択して30年目の節目に際して、重大な岐路に立っている (be now at a crucial juncture) と述べられていました。
持続可能な開発アジェンダ (the Sustainable Development Agenda) は、軌道から外れ (off-track)、環境破壊 (environmental harm) は人類を脅かしている (threaten humanity) と書かれていました。
このような状況で国際的な協力体制 (international cooperation) は不可欠 (vital) なのですが、うまくいっていないようです。
マリが、国連に対して、国連平和維持活動の即時撤退 (immediately withdraw its peacekeeping mission) を求めたのですが、ターク氏は人権は政争よりも優先されるべき (human rights must always be above the fray of politics) だと反論。
また、ロシアに対して、理事会が任命したウクライナにおける独立国際調査委員会 (the Council-appointed Independent International Commission of Inquiry)に協力するよう求めました。
また、イランで囚人の処分が大規模に増えていること (execution of prisoners)や、アフガニスタンで、女性・女児の基本的人権の原則がないがしろにされていること (the dismantling of human rights principles for women and girls) ことについて、懸念を示しました。
国連特別報告者 (UN Special Rapporteur) のリチャード・ベネット氏も登壇し、タリバン政府はジェンダー・アパルトヘイト (gender apartheid)に対する責任がある可能性を指摘しました。
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