News in Brief (26 May 2023) メモ #9
News 1
最初のニュースは、アントニオ・グテーレス事務総長 (António Guterres, the ninth Secretary-General of the United Nations) が殉職した平和維持軍 (blue helmets) に賛辞を贈った (pays tribute to) というニュース。
グテーレス氏は国連平和維持要員の国際デー (UN Peacekeepers’ Day) に先駆けて、講演を行いました。そこでは、平和維持軍の方々を脆弱な市民にとっての希望と保護の道しるべ (a beacon of hope and protection for vulnerable civilians) と呼んでいました。
平和維持活動を行っているのは125カ国から集まった兵士たち。12の平和維持活動 (the UN’s 12 peacekeeping operations) に従事しているそうです。
紛争の複雑化 (complex conflicts)、和平プロセスの停滞 (stagnating peace processes)、テロ (terrorism)、ギャングの暴力行為 (gang violence) によって、任務に従事する国連平和維持軍の活動では危険が増しているようです。
新たな世代へつなげて平和維持のための活動やテロ対策活動 (counter-terrorism operations) のためには、持続可能な資金援助が必要 (be sustainably funded) と訴えていました。
News 2
2本目にタバコの生産を止め、食料の栽培を進めていこうというニュース。
世界禁煙デー (World No Tobacco Day) に先駆けて、 the World Health Organization (WHO) が、タバコの生産について発言していました。なんと、1年で800万人もの死者が出ているそう (tobacco still responsible for eight million deaths a year)。タバコの生産に助成金を出すことをやめていくよう呼びかけていました (stop subsidizing tobacco crops)。
貧困の地域でも、食料生産ではなくタバコの生産が優先されているのでしょうね。Rüdiger Krech氏は、タバコの生産は経済成長にとって重要だと言われるが、それは早期に消し去るべき神話だと述べていました (It’s often said that tobacco farming would be so important for economic growth. This is a myth that we urgently need to dispel)。
利益は生産者ではなく、世界的なタバコ企業にいきます (The profits go to the global tobacco companies) 。たばこ産業によって、農家は依存のサイクルに巻き込まれているそうです (the tobacco industry holds farmers in a cycle of dependency)。
タバコ生産者は、タバコ企業と結んだ債務の負担に苦しんでおり (struggle under the burden of debt)、ニコチン中毒 (nicotine poisoning) や危険な農薬 (dangerous pesticides) にさらされていると述べていました。
WHO と国連食糧農業機関 (the UN’s Food and Agriculture Organization or FAO) と世界食糧計画 (the World Food Programme or WFP) は、タバコ・フリー・イニシアチブについて協力しているそうです (join forces around the Tobacco Free Farms initiative)。ケニア (Kenya) やザンビア (Zambia) の農家を救うのが目的だそう。タバコの代わりとなる、持続可能な食用作物 (sustainable food crops) を栽培することが目標として掲げられています。
News 3
最後のニュースは、ウクライナの人道支援に関するニュース。
ウクライナの人道支援が、切実に支援を必要とする (with desperately needed aid) 540万人に届いたそうです。
支援の内容は、現金支援 (cash assistance)、食料 (food)、保険サービス (health services)、医薬品 (medicines) だそうです。
国連人道問題事務所(the UN’s humanitarian affairs office or OCHA)の Jens Laerke 氏 によれば、この支援にはジェンダーを理由にした暴力の生存者に対する支援 (support for survivors of gender-based violence) も含まれているそうです.
紛争が激化しており、長期間に渡って市民に大きな犠牲をもたらしている (the escalating war is taking a heavy toll on civilians) と懸念されていました。毎日攻撃の脅威にさらされている (under almost daily threats of attacks) 市民が無事に危機を乗り越えられればいいのですが。早く紛争が止まって欲しいですね。
また、地雷汚染 (mine contamination) も問題になっており、農家や人道支援者に脅威になっている (remains a deadly threat to farmers and humanitarians delivering assistance) そうです。
ウクライナの農業地帯である、ハルキウ (Kharkiv)、ミィコラーイウ (Mykolaiv)、ヘルソン (Kherson)では、地雷に関する事故 (mine-related accidents) が毎月のように報告されているそうです。
元記事URL
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?