〈レポート〉 トークイベント【この時代を生きる人間同士の学び合いとは 〜ラーンネット・グローバルスクールの5,6年生との年間授業から見えてきたもの】
きみトリプロジェクトの舟之川です。
2022年4月2日、ラーンネット・グローバルスクールでの一年間の学びをシェアするオンライントークイベントを開催しました。45名ものお申し込みがありました。ありがとうございます。(イベント詳細はこちら)
ラーンネットのナビゲータ(*)の青木芳恵さんをお迎えして、著者と4人で語り合った100分。ライブでご覧になっている方からもチャットにコメントが入ってきて、交流やつながりを感じながら進む場になりました。(*ラーンネットでは、子どもの学習を側面支援するという意味で先生でなくナビゲータと呼んでいます)
今回の場で大切にしたのは、きみトリとラーンネットの出会いから学んだことを「いかに普遍的なものとして皆さんにシェアできるか」でした。きみトリもラーンネットも、それぞれにユニークな存在であるからこそ、掛け合わせてよりユニークな一年が生まれたわけですが、そのことの特殊性を披露したいわけではありませんでした。
「お互いはお互いに作用し合う存在である、人と人として関わり合っていくことはできる、ほんとうにそういう場が存在した!」というラーンネットでの経験をした私たちが差し出しているものがある。「それ」を見てもらえたらと思いました。あるいは、その場で新たに生成される「何か」を。
起こっていること自体はとてもシンプルで、日常にきっとたくさんあるもの。今は思い当たらなくても、きみトリやラーンネットの「メガネ」をかけることで、世界が少し違って見えてくるかもしれません。まずは「自分とつながる」ことから。
直後にいただいたご感想:
「ラーンネットさん皆さんが受け取られたものに、改めて驚きました。『授業』というとつい、する側からされる側へ『授ける』行為をイメージしがちなんだけど、そうではなくて、まさに『照らし合い』だったのですね」
ありがとうございます。そうなんです、照らし合う。自分の内側を照らし、互いに照らしあう。まさにこの一年は、ラーンネットの基本理念「Oplysning(オプリュスニング)」の実践でした。伝えてくださってありがとうございます。
ご視聴くださった皆様、もしも心が動いたことがありましたら、きみトリ、ラーンネット、各著者までぜひお送りください。分かち合いたいです。
このイベントは、一年の授業のふりかえりでもあり、きみトリプロジェクトの企画開始から出版を経た、3年間の活動の集大成にもなりました。
ご参加の皆様、後日視聴してくださった皆様、ご関心を寄せてくださった皆様、本当にありがとうございました。
これまでのきみトリ×ラーンネットの活動の軌跡は、noteのマガジンに収めました。ご興味ありましたら。
https://note.com/manabi_share/m/m6564bc98f00e
以下は、お知らせです。
▶︎ラーンネット・グローバルスクール
探究ナビゲータ講座(子どもがもともと持っている好奇心探究心を思い切り発揮できるための、大人の関わり方の講座)
https://peatix.com/group/7244953/view
探究クリエーター講座(探究型授業の作り方を学ぶ実践講座)
https://tankyu.jp/creator
▶︎きみトリプロジェクト
「10才から始める社会のつくりかた」 @本屋ロカンタン(西荻窪)
『きみトリ』の朗読と対話の場。オンライン配信有。
https://www.roquentin.tokyo/post/20220423
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