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【トピック】デジタル給与について。利用価値は?実務の影響はどうか?

本日のトピックは「デジタル給与」です。

現代社会は、一般企業に勤めれば給与の多くは個人口座に「振込支払」されています。

中には、現金渡しという企業もありますが、現金は、通帳という記録簿があるわけではないため、入出金の記録簿をつける(出納帳という)必要があります。

業務負担は大きいわけですね。

そこで新たな給与支払方法に「デジタル給与」というものが登場しています。

今までの銀行振込と何が違うのかポイントとして・・・

そもそも、給与は現金支払いが原則です。特別に使用者と労働者の合意のもと銀行振込をOKとしているのが法律上の話になります。

銀行振込で今出来ているのにわざわざ「デジタル給与」を利用するか?と言われてたら参入してからの市場拡大には壁があるようです。

「給与」というのは、支払いの実務担当者として神経をつかいます。

1日でも遅れたら給与未払いとして会社としての信用度が落ちてしまいます。

そこで、あえてデジタル給与を導入するにはハードルが高いと感じてしまうわけですね。

また、銀行には、銀行破綻時の保証体制の基盤がしっかりできていますので例えば、ペイオフ制度により、銀行破綻時に預金者1人あたり元本1000万円までは保証することができます。

デジタル給与だと、銀行のような保証基盤はこれからというところでしょうか。

別の視点から見てみますと・・・・

外国人労働者の場合、日本での口座開設が日本人と比べて手続きが複雑になります。在留カードの提出に加えて入国後6ヶ月以上という制限付きの銀行もあります。

そこでスマホ一つPayPayの決済アプリをインストールするだけで給与が受取りお金も送金することもできるので便利と言えるという意見もあります。

トピックとして以上になります。

こういう背景を分かった上でトピックとして取り上げると視野が広がっている感じして楽しいですよね。



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