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健康診断で黄斑上膜と診断された。手術は必要か?

こんにちは!
東京都羽村市にある医療法人真愛会の真鍋クリニックです。

今日も相談者様からのご相談に回答していきます。


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健康診断と、眼科での精密検査で、片目が「網膜前膜」と診断されました。

最寄りの眼科では網膜前膜の手術は出来ないとのことで、かつ入院期間も長い様です。

目の奥とのことで判断を迷っていますが、セカンドオピニオンをお願い出来ますでしょうか。

(60代・男性)

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健康診断や人間ドックで「網膜前膜(=黄斑上膜網膜上膜)」と診断されたのですね。

網膜前膜、網膜上膜、黄斑上膜は全て同じ病気のことを言っていますので、ここでは「黄斑上膜」で統一させていただきますね。

黄斑上膜という病気は、目の奥にある「黄斑部」と呼ばれる、ヒトが物を見る際に最も重要となる場所の「上」に、「膜」が貼る(=「黄斑上膜」)病気です。

黄斑部の説明↓↓

黄斑部

                    (菅原眼科クリニック様より引用)

黄斑上膜

                     (九州大学病院眼科様より引用)

↑上の画像にある“ペラッとした一枚の膜”が「黄斑上膜」になります。

黄斑上膜が出来てしまう原因としては「特発性」と言って、“原因がはっきりしない”ことがほとんどですが、主な自覚症状としては「線が歪んで見える」ことと、「視力が落ちる」ことの2つが多いです。


              <歪みチェック>

タテヨコ

この画像を顔から30cmほど離して、片目を隠して、線が歪んで見えていないかチェックされてみてください。

もし縦や横の線が歪んで見えたら眼科で検査を受けてみましょう。


そして、治療としては「そのまま様子を見る」か、「手術を受けるか」の2択になります。

相談者様がおっしゃる様に、黄斑上膜の手術は白内障の手術などと比較して少し専門的な手術になりますので、手術が可能な病院は限られてきます。

黄斑上膜は比較的「良性の病気」ですので、この病気で失明することはありません。
ただし、長期間放置しておくと、手術を受けても視力が戻りにくくなりますので、適切なタイミングで手術を受けられることをオススメいたします。

手術のタイミングが早い方が、術後の視力の回復も良い」という研究結果もありますので、手術のタイミングについては医師にご相談されてみてくださいね。


また、最近では日帰りでの手術を行っているクリニックや病院も増えてきていますので、お仕事などの都合で日帰り手術をご希望の場合は、日帰り手術を行っているクリニックを探されてご相談されてみて下さい。

ご相談いただきありがとうございました。


なお、真鍋クリニックでは日帰りで黄斑上膜の手術が可能です。

どうぞお気軽にご相談にいらしてくださいね!

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