校内研究

校内研究で「シンキングツール」を扱うことになりました。
なんともワクワクするテーマ!
学校の先生たちとともに自分の知識とスキルと高めていきたいです。

画像4


しかし、、、
そもそも、、、、
私、シンキングツールをそんなに使ったことがないんです。
概ねわかった気でいるけど、使いこなせる気がしなません。


そこで、私たちのチームでは、
定期的(月水金)で20分程度ずつの時間を確保し、
シンキングツールを使ってみることから始めることにしました。

画像2


体験会が5回目を超えた頃から、
質が高くなり始めたのを感じています。
私たちが本当は話さなければならないけど、
なかなか話す機会が持てていなかったこと
が、
シンキングツールの活用をきっかけに話せています。
「優しい子」って、どんな子?
「自分で考える力」をどうやって育てるの?
「いいクラス」ってどんなクラス?
などなど。


上記のような価値観・教育観を問うような話は、定期的にしなければならないと強く感じていましたが、なかなかきっかけが掴めずにいました。
だから、シンキングツールの勉強会は、
シンキングツールも使えるし、
価値観・教育観も可視化できるし、
一石二鳥なんです!!

画像1


今日は、「自分で考える子」を育てるには?というテーマで考えました。

以下、今日の振り返りです。


<自分が書いたことの振り返り>
「考える」ということは、内部での対話であり、自分の中で完結する人には見えない活動。それを行動(発言・文章にするを含む)にすることで、「考える」が人に見えるようになる。私は、「自分で考える子を育てたい」と言った時、「適切な状況把握と行動まで」を求めていることがわかった。


ならば、、、
考えると行動の間には、「やってみよう」という個人の意志と、「ここならできる」という集団の安心が必要。私は、チャレンジできる個人を育てるとともに、教室が安心な場になるように、努めていきたい。

スクリーンショット 2021-06-22 0.14.39


<お二人の意見から学んだこと>
A先生の「なにを考えさせたいのかを明確にする」という主張。とても面白い!シンキングツールを見ていると、「問いを明確にする」ということなのだろう。「考えたいことが何か、ぼんやりした状態ではなく、文章化することで共通理解を図っていきたい」ということなのだろう。言葉だけで言っているのでは、人がイメージする姿がそれぞれ違う。書き出すことの重要性を感じている主張だろう。


B先生の「呟きを元にみんなで考える」というとても素敵な意見は、A先生の意見とつなげると、強力になる。書き出すことで、子どもたちがより考えやすくなるのだろうと感じた。


<再び問いに戻る>  問い「自分で考える子を育てるには?」
小学校1年生が「考えている理想の姿」を言語化してみる。
・「今、問われていることは、なんだっけ。何を考えるんだっけ。」と問いに戻れる姿
・「なぜ、〇〇をするんだっけ?」と疑問を持てる姿
・衝動・欲求・弱い心に負けず、「あれ、どうしたらいいんだろう?」立ち止まり考える姿
かな。難しいのかなぁ。


最後に、「自分で考える子」を育てるために、
・問いを黒板にかく。口頭だけで発問しない。
・小さな疑問を全体にシェアし、楽しむ。
ことをやっていきたい。

いいなと思ったら応援しよう!