春休み最終日、東京ディズニーシーを巡る。
うちの子供たちは、今日(日付をまたいだので既に昨日)が春休み最後の一日だった。
今日私は、小学校高学年の息子と二人、東京ディズニーシーへ行って来た。
中学生の上の娘と夫の二人は、今回は留守番だ。
もうほんとに、少年という生き物はこのようなとき、とにかく息つく間もなく、ひたすらに乗り物に乗りたがる。
私としては、ゆっくりと景色を楽しみつつ、グッズなどを見つつ、カフェに入ってのんびり……そのようなスタイルで、大人ディズニーを楽しむ……的な想像をしていたのだけど。
致し方ない。
かわいい息子の動きたいように、今日は一日中動き回った。
結果的には、たくさんの乗り物に乗ることが出来て、息子もとても楽しんでくれていた様子だった。
うちの息子は慎重派なので、今まではディズニーシーと言えば、の絶叫系アトラクション「センターオブジアース」に乗ったことがなかったのだが、今回、はじめてこの乗り物に挑戦することが出来た。
ビビり倒していた息子に「どうする？乗るのやめる？嫌なら無理には乗らなくってもいいんじゃない？？」私はそう言ったのだが、どうやらここで勇気を出してこれに乗り『僕ね、ディズニーシーでね、センターオブジアースに乗って来たんだよ〜！』と、お友達に話しをしたい、という気持ちが彼の中にはあったようだ。
結果、二人でこの乗り物に乗ることが出来た。
センターオブジアースから、無事に帰還した息子。『意外に余裕だったわ〜！ハハハ！』などと言いながら、晴れ晴れとした表情を浮かべていた。
かわいいなあ……ほんと。我が息子よ。
そう思った私は、彼のサラサラヘアーを、よしよしと撫でた。おそらくこのときの私の目尻は、これでもかというほどに、下がりまくっていたのだろう。
◇
ディズニーって、やっぱり魔法の国、そして夢の国なんだな。
船に乗ったりしている見知らぬ人にでも、遠くから「お〜い！」と手を振ると、思いっきりニコニコと振り返してくれたりする方が多い。
キャストさんの意識も、ものすごく高いって感じる。本当に「キャストとして仕事してる」感が、ひしひしと感じられた。
私は短大生のときに、ディズニー系のオフィシャルのお店でアルバイトをしていたのだが、あの頃の私は、今日いた彼らほど、徹底していただろうか……？そんなことを考えてしまった。
そして、帰り際に景色のいい場所で、息子の写真を撮って「さあ、帰ろうかあ〜。」となっていたところで、急に高校生くらいかな？の、男女８人組くらいの若者たちに声を掛けられた。
『あのう………今って、少しだけお時間よろしいですか…………？』
私はいきなりの声掛けに「ん？！」と思って、
(何なになに……？！スカウト？？！)とか、瞬間的に考えてしまった。笑
『写真を……僕たちの写真を撮っていただきたいのですが…………。』
眼鏡をかけた、誠実そうで利発そうな青年がそう答えた。
(…………って、写真かい！！)
心の中で、私はそう思った。
(そりゃそやろ。笑)と、
自分で自分にツッコミを入れつつ「あ〜！ハイハイ撮りますよー！喜んで〜！あ、でも私の撮影テクニックで大丈夫かしら？がんばって撮りますね。」とかなんとか言いながら、男女８人組の方々の思い出の写真を、撮らせていただいた。
撮影した直後に、撮った写真を彼らに見ていただいたら『あ！大丈夫です！ちゃんと撮れてます！』とのことだったので、私は、ほっと安堵の気持ちを思い浮かべていたのだった。
彼らの思い出のひとコマを残すお手伝いが出来て、私まで嬉しい気持ちになった。
この春休みも、一日一日、がむしゃらに私は生きた。結果的には、とてもいい春休みになったと思う。
また明日からは、現実に戻らねばならないけれど、
またコツコツとがんばろう。
そして最後に写真を少しご紹介して、本日の記事は終わりにしたいと思う。
お天気が良かったので助かりました。
イタリアみたいで素敵だ。
このような状況を「エモい」と言うのだろうか？
東京ディズニーシー。
◇
ここまで読んでくださってありがとうございました。また明日、おやすみなさい。
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