新入社員日記 Vol.02
新入社員 植木の研修(成長)軌跡をここに残していこうと決めたものの
前回から期間が空いてしまいました。
というのは、私自身の休職と植木さんの正式配属の時期が重なり、
配属後のOJTには私は関与できませんでした。
ただ、PJ毎の連絡チャットや業務日報で彼女の仕事内容は
随時把握し、都度アドバイスしていました。
(本来、休職期間中は業務に就くことはNGです…)
今回の2回目の記事では、正式配属前の数カ月間について書いていきます。
彼女は、ぱっと見、所謂コミュニケーション能力が高い雰囲気でした。
同期とのグループワークでもリーダー役を積極的行い、先輩社員とのコミュニケーションにも積極的でした。
研修期間の最後もう間もなく正式配属決定という時期に
大型案件のコンペが入ってきました。
社長からの指示によりプランナーチーム 3名、デザイナーチーム 3名の
新入社員がアサインされました。
プロジェクトのアシスタントとして、彼女は力を発揮してくれました。
ただ、私が感じたのは
『(仕事=タスク)のあがり』が良くなかった。粒度が荒かった。
あがりにムラがあり、良い時は良い、悪い時は悪く、
明らかに仕事に前向きに取り組んでいる時とそうで無い時が散見されていました。
乱暴な言い方をすれば、〈惰性でタスクとしてこなしている。〉
チーム全員で取り組んだものの、コンペは獲れず、残念な結果に
終わりました。
そして、とうとう正式配属の時期にーーー。
その前に1on1を行いました。結果、彼女は号泣。
私からは
(勘所は良いけど、)ちょっとヅレている、ピンヅレしている。
基礎体力を養っていく。固定観念捨てて、考えを固定化させ過ぎない。
コンフォートゾーン(楽な領域)で働くことに馴れると、仕事がルーチンになり、応用力がなくなるので市場が大きく変化したときに行き詰まる。
なので、得意分野の軸足は持ちながらも、時々周辺領域にも触れるような考えかたをすることが望ましい。
最後にこんな言葉も…
上司も同期もヒト。話してみよう。伝えてみよう。植木さんならできると
信じています。腐るのはまだ早い。諦めるもまだ早い。
一緒に働ける日を目指して、お互い頑張りましょう!
正直、正式配属は私の部下になることも決定済でしたが、
なあなあになるのが嫌だったので厳しさと前向きポジティブ思考を織り交ぜながら、上記のような言葉をかけたの憶えています。
翌日、社内チャットを見ると、彼女から返信が、
お疲れ様です。
若輩者ながら、少し大げさな表現をさせていただくのですが、
人生でまみょさんに出会えたこと、羽田が同期としていてくれること
改めてとても幸せなことなのだと思いました。(昨夜お風呂にて)
今、私はまみょさんから、仕事への向き合い方どころか生き方すら認めてもらえたようでうまく言葉には出来ませんが、安心したような気持ちです。
沢山お話してくださり、気にかけてくださり、
本当にありがとうございます。簡潔ではありますが、あまり語るとまた泣きそうなので笑
植木の成長記録が様々な人を巻き込んで、ハリーポッターのようにアツくなるように頑張ります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
このメッセージを通勤途中の電車内で読んで、
涙したと同時に、
わたしは「他者に生かされているんだな」って思いました。
人には「生かされる」ことに感謝をしながら、より良い姿を求めるために、
お互いに生かしあって「生きて」いくことができるパワーがある
と信じています。
ありがとう!植木!!!これからもよろしくね!!