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チャーハンの「年季」と「こだわり」について

こんにちは。寒さが身に沁みますね。
最近、料理記事が増えてきているまむおです。

読んで頂いている方に質問です。
料理を作るようになったのは、何歳からですか?

私がガスを使って作り始めたのは10歳でした。
フライパンを持って炒め物を作ったことを覚えています。ガスをしっかり使えることを確認した両親。

「まむお!冷蔵庫にあるもので昼ご飯作って食べてね!」

こんな実家の家庭事情が重なり「鍵っ子」の私は、料理に目覚めました。
とにかく早く出来て、手間のかからないものを。

それをコンセプトにして早35年…(年齢がばれてしまいますね)


今回はチャーハンについての「年季」と「こだわり」についてお伝えしていきます。
35年、試行錯誤した?!「美味しくする方法」も伝授しますね。


チャーハンの「年季」について

チャーハンは食欲をそそりますよね!!

10歳の時に印象深いドラマがありました。タイトルとかは覚えていないのですが、若い青年がチャーハンを作っているドラマです。

何かあれば「チャーハンを手際よく作り、フライパンで食する」

あの頃の「まむお少年」は、純粋に皿で食べない青年が「カッコいい!!」って思ってしまいました。

チャーハンは「炒飯」と漢字で書くように、ご飯を炒めて作る料理です。中華料理ですよね。

北海道出身なので「味噌ラーメン」に「チャーハン」は最高の取り合わせです。

元々大好きな食べ物だったので、好奇心旺盛のまむお少年。
自ら上手いチャーハンを作ろうと決意しました。

そのドラマでの具材は「卵」「ネギ」のみ。

そのシンプルさにも感銘を受けました。

「ネギを切るだけなら楽だ!!」
早速作ってみました。見よう見まねで。

そうしたら、フライパンにはご飯がくっつき、見るも無残な状態の「痛飯」が完成…

昔のフライパンはテフロン加工されていないので、くっつきやすかった。焦げたフライパンを眺めながら、食していました。


くっつき防止策が分かった

何度か試してみて、気付いたことは「油の温度」です。

油を入れてフライパンを温める時、油の煙が出るぐらいがくっつきにくいことが分かりました。

油を入れて熱したまま、ネギを切っていた時に煙が出てきてびっくりした時「マズイ!」と思って、直ぐに卵やご飯を入れたんです。

そうするとくっつかずに済みました。フライパンに油を馴染ませることは、こういうことなんだと体感しました。

怪我の功名ですね。理科実験みたいに感じてました。


パラパラに仕上がらない理由

お店で出されるチャーハンも家族でラーメン屋に行くときに食べていましたが、パラパラになっていて不思議だと思っていました。

両親や私が作ったチャーハンはなぜか「ベトッ」としている。これは何かあるのだなと感じていました。

そのため、家族4人でラーメン屋に行くときには、カウンターに座って厨房をずっと見ていました。

そこで発見しました。ごま油の存在を。


ご飯と具材が炒め終わった後に、大きなお玉からフライパンの外側から流し込む。それがごま油だと匂いで分かりました。最後に入れることでパラパラになる。

実際試してみると、それまで「ベトッ」としていたチャーハンがパラパラに仕上がる。

大発見!!化石を見つけた考古学者のように、まむお少年は歓喜の声を上げました。


まむお!副業で店をやったらいいんじゃない?

社会人になって、本業の仕事をしている時、教育業界の運営に関する合宿に参加することになりました。

1泊2日の缶詰合宿。今後の方針をどのようにするかプレゼンしたり、意思疎通を図ること、親睦を深めてチーム一丸を目的とした内容でした。

コテージを1煉借りて、自炊することになり「ご飯担当」にまむおが割り当てられました。

そこで鍋とチャーハンを作りました。それが大評判になりました。

そこに来ていたグルメに口うるさい本部長のKさんにも褒められます。
「まむお!副業で商売できる味だ!やってもいいぞ!!」

でも、今はライターが副業なんですけどね…

それ以来、社員の自宅で集まる時には、「まむお何か作って!」と言われる始末。

有難いことですけどね。

失敗しないチャーハンの作り方

こんな感じに仕上がります!!

簡単で美味しく作れれば良いですよね。
家内や娘も喜んで食べてくれます。

これから、美味しくするポイントも踏まえてお伝えしていきますね。

<材料>
・冷ご飯(昨日残ったご飯で。炊立てなら固めがオススメ)
・卵(必ず必要)
・ネギ(青いところを使うのが好き。お好みで)
・その他冷蔵庫に眠っている食材
→今回の具材
・焼豚(お正月の残り)
・カイワレ大根(刺身に載せきれなかった残り)
・白菜の漬物(賞味期限間近だったので)
★ご飯に合うものであれば、何でも具材は大丈夫です。
それ以外でよく入れるのは
・わかめ
・ソーセージ
・なると
・玉ねぎ
・たくわん
<調味料>
・サラダ油
・ごま油(重要!!)
・粉末だし(これがあれば美味しくなる)→和風だしが相性良し
・塩・コショウ
・醤油

<作り方>

①:フライパンにサラダ油を敷いて油の煙が出るまで温める(ずっと強火)
②:卵を入れ、じゃもじで半熟にする

卵はかき混ぜないで直接入れれば、皿も使わなくていいので楽です

③:冷ご飯を入れ、炒める(しゃもじで押し付けるようにして玉にならないようにする)

冷ご飯は「レンジで温めてから使う」と玉になりにくいです

④:玉にならなくなったら粉末だしを多めに入れて炒める

「粉末だし」があれば味付けも楽ですよ!!

⑤:粉末だしが馴染んだら、具材を入れて炒める

まとめて入れてしまいます!

⑥:塩・コショウを目分量入れて味付け
⑦:醤油を目分量で入れて馴染ませる

この時「ベトッ」としていても大丈夫です!

⑧:最後にごま油を少々入れて炒める。パラパラになれば完成

中央を開けてごま油を少し熱します。それから混ぜ合わせるとパラパラになります!!


まとめ

チャーハンは要点を押さえれば美味しく出来ますので、良かったら試してみて下さい。


ポイントは以下の通りです。

・最初にフライパンをよく熱する(ずっと強火で)
・卵半熟でご飯を入れる
・冷ご飯はレンジで温めると水分が飛ぶので玉になりにくい
・粉末だしは多めに入れる
・最後にごま油を少し熱してから混ぜ合わせる

今回はチャーハンの「年季」と「こだわり」についてお伝えしてきました。興味を持つと面白いことも増えますね。

更にどうやったら美味しくなるかチャレンジしていこうと思います。


最後までお読み頂きありがとうございました!!


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