習慣化のコツと経験学習モデル
こんにちは!
大手人材会社にて非対面での両手型転職エージェントを担当し、2021年5月からZaPASSコーチ養成講座を受講している、まもと申します。
5月からZaPASSコーチ養成講座を7期生として受講しているのですが、
第10回の講座を通じて得た学び、感じたことを記載しようと思います。Twitterも更新しているので良ければTwitterもご覧下さい!
習慣化のコツ
早起きや運動習慣、読書やダイエットなど、様々な習慣化を目指しているものの、うまくいかない経験したことがある方は僕を含めて多くいらっしゃるのではないかと思いますし、以下のような経験をした方はたくさんいるのではないかと思います。
・やる気を持って始めたものの、だんだん尻すぼみになってしまい、
気づけばやらなくなっていること
・やりたいと思っているものの、なかなか最初の一歩を踏み出せずに
ずっと立ち止まっていること
・前進感や成長実感を感じられずに習慣化できないうちにやめてしまうこと
自分の今までの経験や様々な本を読んだり、今回の講座で学んだ習慣化のためのコツは大きく以下の3点だと感じています。
①定量的/具体的な目標を立てること
→1日に30ページ本を読む、夕食前に試験勉強の時間を作るなど
②定期的に振り返りの時間を作ること
→目標に対する進捗や実際の行動を振り返って記録するなど
③自分1人での実施ではなく周囲の人を巻き込むこと
→周囲の人に目標を宣言すること、習慣に友達を巻き込むなど
※目標設定に関して以下の記事にも記載しているのでよければご覧ください!
習慣化の阻害要因
習慣化がうまくいかない理由としては上記のコツの反対がそのまま当てはまると思います。
①目標が漠然としていていつの間にかやらなくなる
②振り返りの時間がないため成長実感がなく、モチベーションが下がる
③1人で行動しているとモチベーションに左右されて一度やらない日ができるといつの間にかやらなくなってしまう
習慣化はあくまで目標を達成するための手段であり、習慣から何を得るかや、何を成し遂げるかが大切だと思いますが、習慣から得た経験や能力を活かして目標達成に向かうときに役立つ考え方が以下に記載する経験学習モデルになります。
経験学習モデルとは
自分の行動や習慣から学ぶ際のプロセスとして経験学習モデルという学習プロセスがあります。
経験学習とは、実際に経験した事柄から学びを得ることを指します。
また、経験を単なる経験で終わらせるのではなく、経験を次に活かすためのプロセスが重要であるとされており、そのプロセスを理論化したものが経験学習モデルになります。
経験学習モデルは大きく以下の4要素から構成されています。
①具体的な経験
→自分が実際に起こした行動や経験
②内省的観察
→経験を振り返ること、内省すること
③抽象的概念化(仮説化)
→観察・振り返りから抽象的な学びや仮説を作る
(例:朝早起きしてから読書をすると読書効率がいい、など)
④能動的実験
→過去の経験や仮説をもとに新しい行動をする
※④の実験から新たな①→④のサイクルを繰り返していく
経験学習モデルの阻害要因
習慣化がうまくいかない時とも重なる点が多いですが、経験学習モデルがうまく働かない時は以下のポイントでの離脱が多いです。
①経験の後に振り返りをしないこと
→やりっぱなしで放置してしまうことで単発の経験で終わってしまう
②観察/振り返りはするものの、振り返って終わりにしてしまうこと
→振り返りしたものの、抽象的な学びや仮説作りまでいかない
③得た学びや仮説を試さない
→こんなことをしたら良さそう、と思うだけで実際に行動しない
これは経験学習モデルや習慣化だけでなく、仕事やプライベートでの目標達成の可否にもつながる内容だと感じています。
目標達成や習慣化がうまくできている人の特徴
仕事でもプライベートでも目標達成できている人は以下のサイクルがうまく回っている人だと思います。
・アクション/挑戦をしていること
・自分のアクションをしっかりと振り返ること
・振り返りの内容から学びや教訓を得ること
・振り返りから得た学び/教訓を次回以降の行動に活かすこと
とはいえ1人で定期的に振り返りをすることや、
振り返りから学びや教訓を得ること、
得た学びや教訓をもとに次回以降の目標や行動計画を決めることはなかなか難しいと思います。
1人でうまく習慣化や経験学習モデルをうまく回すかを考えるよりも、
周囲の人を巻き込んで一緒にアクション/振り返りをする仲間を作ることや
周囲の人から客観的なフィードバックをもらうこと
周囲の人に目標を宣言することで自分の目標に他者を巻き込むこと
など周囲の人の力を借りること、1人ではなく誰かと行動することが習慣化や目標達成のためには重要だと感じています。
そのために同じ目標や思いを持つ人がいるコミュニティに入ることや
1人ではなく定期的に仲間やコーチと一緒に振り返りの時間を作ること
振り返りから得た学びや仮説をもとに誰かと目標設定をすること
などがとても有効だと思います。
終わりに
習慣化や目標達成のためには効率の良い計画を立てることや事前準備も大切ですが、それ以上にまずは行動を起こすこと、起こした行動を振り返ってそこから学びや気づきを得て次回以降の行動や計画に活かしていくことが大切だと思います。
多くの人がそもそもの行動を起こすことにためらっていたり、行動を起こした後に振り返りの時間を設けていないことで自分の学びや成長につながっている実感がなく、習慣化したかった行動が流れてしまったり、最初に立てた目標を諦めた経験を持っているのではないかと思います。
そんな時に1人で行動しようとするのではなく、人とのコミュニケーションを通じて目標設定をすることや自分の目標を周囲に宣言して応援やフィードバックをもらうこと、一緒に振り返りを行なって次回以降の行動につなげていくことはとても有効な手段ですし、何より人と一緒に頑張ることでモチベーションアップにもつながると感じています。
目標設定や振り返りの際に、誰かに自分の話をしっかりと深く受け止めてもらうことや、自分1人では行き詰まってしまった時に適切なアドバイスやフィードバック、意見をもらうことは習慣化や目標達成のために有効なだけでなく、納得感や幸福度を増すと思います。
普段の日常生活ではゆっくりと自分と向き合う時間や機会を持つことが難しいですし、人との対話ではなかなか自分のことをメインで話し切ることは難しいため、コーチングを受けることで定期的に振り返りの時間を持つこと
コーチに自分の状況や想いを受け止めてもらい、整理すること
時にはコーチからアドバイスや意見をもらいながら進んでいくこと
などはとても有意義な時間だと感じていますし、僕自身が関わる方々にそんな価値提供ができる存在になっていきたいと思います。
今後もnoteやTwitterで僕の考えや学びなどの情報発信を行う予定ですので、何か話してみたい、コーチングを受けてみたい、という方がいらっしゃればコメントやTwitter、以下の記事からお気軽にご連絡ください!
※自己紹介等の記事は以下なのでよければご覧ください!