欲望こそが差別化に繋がる
以下は音声内容をテキストに要約したものです。
今回は「欲望こそが差別化に繋がる」というテーマで話をしていきます。
伊藤羊一さんと尾原和啓さんの共著である『努力革命』という本を読みました。
伊藤羊一さんは武蔵野大学アントレプレーナーシップ学部の学部長で、尾原和啓さんはIT批評家として名高い方です。
お二人の共著を読んで、主にChatGPTなどの生成AIの台頭によって私たちの仕事環境がどう変わるのか、そしてこれから何が大切になるのかが論じられていました。
まず、仕事環境がどう変わるかについて、一番象徴的だったのが「80点主義からスタート」という点です。
議事録や市場調査、資料作成、アイデア出しなどがChatGPTで簡単にできるようになり、誰でもそれ相応のものを作れる時代が来ました。
スキルのコモディティ化が進み、生成AIを使わないという選択肢は論外です。知識、経験、センスも生成AIから得られる時代です。
私もChatGPTを使って、自分の知識やセンスがアップグレードされる感覚があります。生成AIは人間の拡張ツールであり、使わない手はありません。
そうした中で何が大切になるかというと、それが「欲望」です。
自分はこうしたい、ああしたい、こんな世界を作りたいという欲望こそが唯一の差別化資源です。
誰でも論理的思考でたどり着くゴールが同じであれば、欲望、感情、直感が差別化の要素となります。
私の場合、人間の悪の感情や人間味を深く知りたいという欲望があります。教育の現場で親子関係を通じてさまざまな感情を見られることが好きです。
受験勉強は嫌いですが、人間味あふれる教育現場が好きです。
『努力革命』の中でも、受験勉強は不要だと論じられていました。
AIの下位互換になるための訓練は不要です。私は今の仕事が好きで、人間味のある親子関係に立ち会えることが魅力です。
こういった欲望が差別化につながると思います。しかし、欲望に気づくのは難しいです。サラリーマンをしていると自分の感情を抑えることが多く、欲望がわからなくなります。
欲望を見つけるためには、感情が動く瞬間にフォーカスすることが重要です。
何に感動し、何に興奮するのかを見つめることで、欲望のヒントが得られるでしょう。
この『努力革命』は本当に面白く、欲望が差別化のカギであることを再確認させてくれました。
これからもっと自分の欲望に忠実に生きていきたいと思いました。
本書は読みやすく、内容も非常にフィットしました。最後までお読みいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。
ちなみに
この本に少しばかり興味が出てきたけど、じっくり読む時間がないな。と思われた方はAmazon Audibleを活用した聴く読書はいかがでしょうか。
私はかつて「めっちゃ良い」と思い、愛用していましたが、今は一旦やめました笑
愛用をしていた時期に書いたAmazon Audibleに関する記事はこちら
↑て思っていたけど、やめるに至った経緯を綴った記事はこちら
いずれにせよ、あなたに合うか否かを知るためにも、一度利用するのがいいかもしれません。
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