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理想を捨てたら楽になる

以下は音声内容をテキストに要約したものです。

今回は「理想を捨てたら楽になる」というテーマでお話しします。

今苦しんでいる人の中には、理想と現実のギャップに悩んで、人生がつまらない、苦しいと感じている人がいると思います。私も過去、理想と現実の大きなギャップに病んでいた時期がありました。

具体的に言うと、「仕事は楽しいものだ」とか、「他者貢献は脳の本能的な喜びで、それを実現するのが仕事」という考えを持っていました。

そう思ってはいるものの、実際の仕事は楽しい部分もあれば、それ以上に辛いことの方が多く、自己分析をいくら重ねても、本当にやりたいことは見つかりませんでした。その理想が原因で、仕事上でも成果は出せず、周りに対する不平不満ばかりが溜まっていきました。

そんな中、あるとき「仕事とはこういうものだ」と自分の中の理想や固定観念を捨てたんです。すると、目の前のことをとりあえず楽しむ、その先がどうなろうが今を楽しむという考えに変えたら、すっと楽になりました。理想をあえて描かず、今あることをただやる、そんな思考にシフトしたんですね。

ただ、将来の展望がなければ、深いモチベーションは湧かないものです。そこで、「こういう人生を歩みたい」という理想や目標は持ちつつも、その過程を楽しむことにフォーカスするように心がけています。

理想を完全に捨てるわけではないですが、今をもっと楽しむ、そのためのプロセスを楽しむことに重点を置いています。

自己啓発本も過去には沢山読んできましたが、それらは栄養ドリンクのようなもので、一時的には元気になるものの、すぐに元の状態に戻ってしまうんです。当時の私はそれを精神安定剤のように使っていましたが、結局は現状が変わらずにテンションが下がる一方でした。

理想を描いてそれを神聖化してしまうと、自己啓発本の罠にはまると思います。だからこそ、一生懸命に今を楽しむことが大切だと、今は思っています。

この話が何かの参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いているのはどんな人?と少しでも気になった方は、こちらを見てもらえると嬉しいです。

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