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上手な時間の使い方:部活と勉強の両立術

こんにちは。

富裕層向け個別指導塾で、生徒・保護者・講師を繋ぐ「受験プロジェクト・マネージャー」として100組以上の家庭をサポートしてきたマモ〜です。

生徒の学習計画立案から保護者の不安解消、講師との方針調整まで、受験に関わるあらゆる側面をトータルでサポートしてきました。

部活動に打ち込む中高生の皆さん、勉強との両立に悩んでいませんか?

部活がハードであればあるほど、勉強に充てられる時間は他の人より少なくなります。時間当たりの効率を高めることも大事ですが、それにも限界があります。

そこで大切なのが、発想の転換です。限られた時間の中では、「何をするか」ではなく「何をしないか」を考えることが重要になってきます。

今回は、実際に部活と勉強を両立させてきた経験から、効率的な時間の使い方についてお話しします。

勉強面での工夫

予習はしない選択を

「えっ、予習しないの?」と驚く人もいるかもしれません。でも、限られた時間の中では、全てを完璧にこなすことはできないのです。

むしろ、授業中の集中と、その日の復習に力を注ぐことをお勧めします。

授業で学んだ内容をその日のうちに振り返り、宿題として演習問題に取り組む。このサイクルを続けることで、着実に理解度を深めていくことができます。

受動的な学習から能動的な学習へ

ただノートや教科書を眺めているだけの時間は、残念ながら効果的とは言えません。なぜなら、目で追っているだけでは、本当の理解には至らないからです。

大切なのは、常に手を動かしながら学習することです。問題を解いたり、要点をまとめたり、図や表を書いて整理したり。

こうした能動的な学習を心がけることで、理解の定着度は格段に上がります。

教材は思い切って削ぎ落とす

各科目の問題集は、思い切って1冊に絞ることをお勧めします。

複数の教材に手を出すと、かえって中途半端な理解で終わってしまう危険があるからです。

問題集を選ぶときは、必ず本屋で実物を手に取ってください。パラパラとめくって6割程度が解けそうな難易度のものを選びましょう。

何より大切なのは、「これならできる」「やってみたい」と感じられる教材であることです。

選んだ教材は最低でも2〜3周は繰り返し解きます。繰り返すことで、知識は確実に血肉となっていきます。

時間管理の工夫

夜間のデジタルデトックス

夜10時を過ぎたら、スマホやタブレットから意識的に距離を置きましょう。画面から発せられるブルーライトは、睡眠の質を著しく低下させます。

質の良い睡眠は、翌日の学習効率に直結します。

通学時間は宝物

電車やバスでの移動時間は、実は貴重な学習の機会です。

ついついスマホやタブレットなどの電子機器に手が伸びがちですが、この時間は学習に充てることをお勧めします。

朝は前日の授業の復習を、帰りはその日の授業で学んだことの整理に使うと効果的です。

小さな時間の積み重ね

たった5分の空き時間でも、できることはたくさんあります。英単語を10個覚えたり、数学の問題を1問解いたり、重要な公式を確認したり。

部活の休憩時間や昼休みの最後の数分など、短い時間も大切にすることで、驚くほど学習の機会は増えていきます。

意識的に手放すこと

限られた時間を効率的に使うために、思い切って手放すことも必要です。

SNSに費やす時間を制限したり、必要以上の教材を買い込まないようにしたり、夜更かしを避けたり。

また、全てを完璧にこなそうとする考え方も、時には手放す必要があります。

最後に

部活と勉強の両立は、決して簡単なことではありません。

でも、「やらないこと」を明確にし、限られた時間を賢く使うことで、必ず道は開けます。

一つひとつの時間を大切にしながら、自分なりのペースを見つけてください。

がんばる皆さんを応援しています!


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