ネガティブ思考は自然なこと?ポジティブ言葉がけの秘訣
こんにちは。
今回は、私たちの思考と言葉の関係性について、そして人生をより良くするためのちょっとしたコツをお話しします。
思考は言葉でできている
人間の思考は言葉でできています。当たり前のようで、実はこれがとても重要なポイントなんです。
人生を変えたいと思ったとき、まず行動や習慣を変える必要がありますよね。
でも、その行動や習慣を変えられるかどうかは、実は私たちの思考に大きく関わっているんです。
つまり、思考が変われば行動が変わり、行動が変われば人生が変わる。そんな連鎖があるわけです。
内的会話の重要性
私たちの思考を作り上げているのは、「内的会話」と呼ばれるものです。これは、自分自身に語りかけている声のことです。
例えば、朝起きて仕事に行くとき、あなたの頭の中でこんな声が聞こえてくることはありませんか?
「今日も仕事か...行きたくないなぁ」
「朝からだるいな」
「今日のプレゼン、楽しみだな!」
これらが内的会話なんです。驚くべきことに、この内的会話は1分間に300~1,000語くらいされていると言われています。
つまり、私たちは常に自分自身と会話をしているんですね。
ネガティブvsポジティブ:7対3の法則
ここで興味深い事実をお伝えします。
Voicyでお金の教育を全国各地でされている大河内薫さんによると、この内的会話におけるネガティブとポジティブの言葉の割合は、だいたい7対3くらいなんだそうです。
つまり、私たちは無意識のうちに、ネガティブな言葉を多く使っているんです。「どうせ無理だ」「自分にはできない」といった具合にね。
なぜネガティブになりやすいのか?
これには進化的な理由があります。言語が発達し始めた頃の狩猟採集民の時代、ネガティブなことは死に直結することが多かったんです。
「あの木の陰に何かいる」と警戒することで命が助かることもあったでしょう。
そのため、人間の脳は自然とネガティブなことに反応しやすくなっているんです。得することよりも損することに敏感なんですね。
意図的なポジティブ言葉がけの重要性
ここまでの話を踏まえると、何も考えずに生きているとネガティブになるのは当たり前なんです。でも、それじゃあまずいですよね。
だからこそ、意図的にポジティブな声かけを自分にしていく必要があるんです。例えば:
「大丈夫、なんとかなる」
「よくやった、俺!」
「一歩ずつ前進しているぞ」
こういった言葉を意識的に使うことで、少しずつ思考がポジティブに傾いていきます。
バランスが大切
ただし、100%ポジティブになる必要はありません。現実を直視することも大切です。
でも、無意識だとネガティブの割合の方が高くなってしまうので、意図的にポジティブ要素も入れていく。そのバランスが大切なんです。
まとめ
思考は言葉でできている
内的会話が思考を形成する
ネガティブな思考が多いのは自然なこと
意図的にポジティブな言葉がけをする
バランスを取ることが大切
自分の内的会話に耳を傾け、少しずつポジティブな言葉を増やしていってください。きっと、あなたの人生に良い変化をもたらすはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたの人生が、より良いものになりますように!