良くも悪くも思考は現実化する。どの思考フィルターを選択する?
言語聴覚士×ケアラー、mamoです。
このnoteでは、ケアする側やセラピストに必要なメンタルケアやメンタルコーチングの方法や工夫を
経験をもとに、言語聴覚士としての知識(高次脳機能)や臨床心理学の知識をまぜながらお届けしています。
今日は思考の現実化について
どちらの思考?
日々ケアをしている方に質問です。
皆さん、いつも相手をどう思いながらケアしていますか?
① 相手には健康になる力も能力もない!
だから出来るだけ沢山やってあげよう、と思う
②この人は健康になる力も能力もある!
今は私が手伝っているだけ、と思う
どうでしょう。
割と①の方が多いのではないでしょうか。
もしくは①と②を行ったり来たり、という
方もいらっしゃるかと思います。
結論から言いますと(早い笑笑)
②の思考の方が上手くいく事が多いです。
ケアする側の自分が相手の事をどう思いながらケアするか。
一見、どっちでも結局ケアするのだから同じでは?と思うかも知れません。
しかし、相手に健康になる力や能力がある!
そう思いながらケアするのと、
相手には健康になる力も能力もないから…
そう思いながらケアするのとでは
天と地ぐらい違いがあるのです。
脳幹網様体賦活系とは
ここで脳機能で説明してみましょう。
脳には脳幹網様体賦活系、という機能があります。
脳幹という人間の覚醒に大切な部位ですが
単なる覚醒だけではなく、
関心、いわゆるフィルターの役割もあります。
心理学的にはバイアス
簡単な言い方をすれば色メガネ
とでも表現しましょうか。
つまるところ
あなたが今いるこの世界や、現実を
どう見ているかというフィルター的な役割。
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