見出し画像

朝ごはんを食べたばっかりに、明日の私はモルモット。

今日の関東も1日スッキリしない天気だ。私の気分に似ている。

定期検診が2週に1回のペースになり、先週は血液検査があった。以前も書いたのだが、私は注射が苦手である。

「貧血の検査」だと聞いていたが、昔から貧血気味(自覚症状なし)なので、9割9分引っかかることが分かっている検査を受けるのはなかなか辛いものがあった。

案の定、検査に引っかったので鉄剤を処方されることになるのだが、何を隠そう私は錠剤を飲むのも苦手である。笑 水と一緒に口に含むのだが、私の意思に逆らっていつまでもふよふよと口の中を漂うやつが憎い。

子供の頃はあまりに飲めなさ過ぎて、コップの中で錠剤をひたすら砕くことに精を出していたが、時間がかかる上にめちゃくちゃ苦くなるのだから良いことなんて一つもない。腹痛に耐えながら正露丸を砕く時間は涙が出てくるほど悲しいものであった。

さてさて、朝一番の貧血ですね宣言後、錠剤の説明を受けていると助産師さんの動きが止まった。

「・・・・今朝、朝ごはん食べてきちゃいました?」

「・・・・はい。」

よくよく話を聞くと、貧血の他に糖の値も併せての検査だったらしい。いつものようにトースト、フルーツ、ヨーグルトを食べた私の糖の値は既定値を大幅に超えて赤く表示されていた。

担当の先生に確認をとったところ、「妊娠糖尿病を見逃してしまうといけないので、来週再検査しましょうか。」と言われてしまった。

しかも、その再検査というのが【朝ごはん抜き→採血→甘い水摂取→1時間後採血→甘い水摂取→1時間後採血】という私にとっては地獄のような内容である。

1回だけでも注射が嫌なのに、1日に3回も注射されることが確定しているなんて、朝ごはんを食べたばっかりに私は明日モルモットになるのだーー!!

貧血宣告をされたばかりなのに、そんなに血を採られたら倒れてしまいますよ〜と叫んでみたが、心の中なので誰にも届かない。

帰宅後、夫に事の顛末を話すと「採血の時は食べて行ったらあかんで(笑)」と笑われてしまったのだが、一言そう教えてほしかった。。。

せめて、甘い水とやらが不味くはありませんように。

「note」を書くための糖分に変わります。