さりげない気遣いに幸せ倍増した話。
新しい日傘をポチッと購入した。手元に届く日が楽しみである。日傘もUVカットの性能は徐々に下がるらしいので定期的にメンテナンスや入れ替えが必要らしい。
今日は産前最後のデートだった。結婚式でお世話になったビルボードへ。招待チケットを春先に使用する予定が、海外アーティストの来日が叶わず結局4回予約を変更することになった。5月末に有効期限が切れるはずだったが、このご時世のため期限の延長対応は素晴らしく早くて大変感動したのは忘れない。
客席のレイアウトも新生活様式が取り入れられ、随分と様変わりしていたが、スタッフさんの工夫が見られて安心して楽しむことができた。
お腹がなるべく目立ちにくいように紺色のワンピースを着ていき、薄暗い会場を歩いて席についた。とほぼ同時に女性スタッフの方が「宜しければお使いください。」と背中の部分にクッションを用意してくださった。少し深めの一人がけソファだったため、背筋を伸ばして浅く座ろうか悩んでいたところだったので、さりげない気遣いに幸せが倍増した。
たとえマニュアルにあったとしても、スタッフさんの振る舞いや声かけのタイミングが素晴らしく、ライブも心から楽しめた。お腹の中でもぐにょぐにょとノリに乗っていてお気に召したようだ。
終演後、クッションのお礼を言いたくてスタッフさんに声をかけた。ソーシャルディスタンスを取りつつ小声でお礼を述べた時も素敵な笑顔で「とんでもないです。お気をつけてお帰りください。またいらしてくださいね。」とパーフェクトだった。終わり良ければ全てよしとは言うが、今日は始まりも終わりも全てよし!であった。
今日でまたビルボードが大好きになった。
「note」を書くための糖分に変わります。