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料理って思い通りにいかない話。

ディズニーリゾートが来月から再開、というニュースにテンションが上がっている。行けないので、個人的にお預け状態はまだまだ継続なのだが。

さて、昨日の晩ご飯はお得にゲットした金目鯛を使って、煮付けに!!と意気込んでいた。ちなみに「煮付けにしよう」とカゴに入れたのは夫である。

今月に入り職場へ任意での出勤になった夫は、雨が降っている場合は在宅勤務、晴れたら自転車で通勤という南の島のハメハメハ大王みたいな生活をしており、在宅勤務の場合は日によって遅くまで働いていることもあるので、晩ご飯担当は基本的に私なのだが、夫と比べると料理の腕は劣る。

それでも自分なりに一生懸命、台所に立ち、レシピとにらめっこしながら調理をしているのだ。学生時代の4年間をキッチンのバイトに費やした夫の手際は非常に良く、狭い台所で並んで調理をしようものなら、最新アンドロイドとC-3POくらい動きに差が出てしまう。悲しい。笑

ちなみに、小学校時代の私はというと、調理実習の前日は事前に配られたレシピを見ながら、母親に監督を頼み、同じ手順で練習をしていたくらいレシピに忠実な人間である。どれだけ失敗するのを恐れていたのか、と今となっては思うのだが、当時の私は誰に求められた訳でもなく、できることに固執していたらしい。

レシピ通りに作る、ただそれだけを頭に叩き込み、レシピを開いてみると拍子抜けするくらいシンプルなものであったので、ふんふん♪と調子に乗ったのがいけなかった。

レシピは4尾に対してこちらは2尾なので、単純に調味料の量を半分にしたのが完全に裏目に出たのだ。浅いフライパンを用いて煮汁が少ないとどうなるか、もうお分かりだろうか。無情にも、金目鯛は煮付かなかったのである。この料理に名前を付けるとしたら一体何なのだろう。悲しい。

中途半端に煮付けられた金目鯛を前に、すかさず夫にヘルプを出したのだが、レシピ通りにいかなかったことでひどく動揺していた私は、C-3POもびっくりの動きを連発し、終いにはアルミホイルを台所でクルクルッ!とぶちまける始末。一人で大暴れし、夫との振り返り会も半分耳に入ってこず、レシピを恨んでいた。。。

結婚式では、大勢の前で「台所を占拠するべく努力します」と誓ったので、逃げるわけには行かない。戦いはまだまだ始まったばかりなのである。

ちなみに、今晩の食卓には生姜焼きが並んだ。レシピ通りに夫が作ったものだ。さすがの手際で出来上がる生姜焼きの横で、キャベツの千切りが少し上達した私だ。

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まみー
「note」を書くための糖分に変わります。