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生活から余韻がどんどん減っていく話。

昨夜、ヒカキンのタピオカ飲み比べみたいな動画を観て、久しぶりにタピオカミルクティーを飲みたくなった。一時の熱が冷め、コロナの影響も恐らくあるためか、スーパーやコンビニにも商品が置いていない。こうなると、より飲みたくなる・・・。飲みたい。

前職は若者で賑わう街にオフィスがあり、ブーム到来に伴いタピオカ屋が7店舗ほど軒を連ねていた。昼休みにお弁当を買いに出た際、タピオカ屋に並ぶ女子高生に芸人のかまいたちがインタビューをしている場面にも遭遇したことがある。濱家さん、背が高くてかっこよかった・・・。

目的のない外出は控え、スーパーなどへ買い物に行った場合も必要なものを購入したら寄り道をせずにさっさと帰宅。繁華街に出かけることもないためウィンドウショッピングも数ヶ月行っていない。

気軽にふらっと・・・が生活から消えた。買い物は必要なものを事前にメモをしていくようになり、メモにないものは購入しない。おかげで衝動買いは大幅に減ったので財布には優しいのだが、時折心には優しくないように思える時がある。新商品のスイーツとか、季節限定の和菓子とか(甘いもんばっかり笑)、糖分が圧倒的に足りない。

以前であれば、スーパーの中を一通り周ってから買い物をしていた夫も必要なものだけをカゴに入れるとレジへと直行するようになった。こうして寄り道が人々の生活から姿を消していくのか・・・。

テイクアウトやデリバリーが増え、店内で食事をすることがそもそも減っている世の中。どこかのカフェに入って休憩しよう、なんてことも随分減っただろうし、食事をし終えてダラダラとお喋りするなんてこともなくなっているのだろうか。話が盛り上がりすぎて「ラストオーダーです。」と店員さんから声をかけられていた時分が懐かしい。

余韻がなくなればなくなる程、心がスカスカになっていきそうで、その空白を埋める術もないままに夏が明けてしまいそうで恐ろしい。友人との他愛ない会話や目的のない買い物がどれほど心を潤していたのか、我慢を強いられている今、安心して享受できるようになったら感謝をして過ごそうと思う。

明日からいよいよ正期産に突入だ。出産後は7日間の入院期間を経て帰宅予定となっている。初めての入院にどう過ごそうかと悩んでいたが、先輩ママさんたちから「身体をゆっくり休めなさい」とアドバイスをいただいたので、それに倣って大人しくゴロゴロしていよう。

夏の暑さに負けず、元気に誕生しますように。

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まみー
「note」を書くための糖分に変わります。