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残すところ1ヶ月程になって。
明日からカレンダーは4連休。毎日が連休の私には例年のようなワクワク感はほとんどない。遠出ができない体なのもあり、家でどのように過ごそうかお腹の子に相談している。
ここ数日で急激に突き出したお腹は、ワンピースでも隠しきれないほど成長している。順調、順調。来週からいよいよ臨月なのだが、少しずつ下に降りてきているのか恥骨への負担が大きい。
恥骨ってなんなんだろう。恥ずかしい骨とかいて恥骨。そういえば、ちびまる子ちゃんの漫画を読んでいる時に、「恥という 文字はどうして みみごころ」と友蔵が詠んでいたのだが、未だに頭から離れないくらい印象的だった。(なんの話や。)
横を向いた状態から腕の力を駆使して起き上がり、壁をつたって立ち上がる毎日。先日の助産師外来では「来週からなるべく動きましょう!」と言われ、ピンピンしていた私は「はい!」と元気よく返事したのだが、股関節への負担が大きい今となっては、狭い家の中をうろうろするのだけでも一苦労である。ルンバよりも遅い。笑
日によって痛みの差が激しいので、問題なく動ける日もあれば、ほとんど横になってゴロゴロするしかない日もある。寝姿勢も定まらないので、右を見たり左を見たりを繰り返しながら、「ああ〜、こんなに私が落ち着いていないとお腹の中でも落ち着かないのかしら」と思うほど、内側から抗議のボコボコが始まる。生きてる証拠。
出産はなかなか体力が必要だそうで、フルマラソンを完走するくらいのイメージなんて表現している記事などを目にしたことがある。4年前、ホノルルマラソンを完走したのだが、時間制限がなく己との戦いに勝てばゴールできるホノルルマラソンとは異なり、フルマラソンを何時間かけて完走する想定の話なのかで覚悟が全然違う気がする。
ただ、出産自体への恐怖とか不安みたいなものはあまり感じていない。もちろん楽観視しているとかそういうことではない。そりゃ、私の体から赤ちゃんが産まれてくるのだからそれ相応の痛みは伴うだろう。ただ、狭い産道を通って自分で産まれてくる方もかなり大変だろうから、「お互い頑張ろうな!」と仲間意識が芽生えている今日この頃だ。無事に産まれてきた日には親子というより、苦難を乗り越えた戦友のような気持ちのほうが強いかもしれない。
当然といえば当然なのだが、振り返れば早いものであと1ヶ月程で3人家族になることを昨夜は夫と少し話していた。ありがたいことに家族や友人も楽しみにしてくれている。たくさん可愛がってもらいなさいな〜と語りかけると調子の良いボコボコが返ってくるので、どうやら準備は万端らしい。
産まれた後、毎日とはいかないだろうがnoteもぽちぽち更新していこう。
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